韓国系企業が、平成8年開場のグリーンヒル和歌山ゴルフ倶楽部(18H、和歌山県日高郡印南町4064-1、TEL0738-42-1144)を買収し、平成17年9月から新体制で営業していることが明らかになった。
同GCを経営する(株)グリーンヒルゴルフ倶楽部(大阪市西区)から、9月29日付で営業譲渡を受けゴルフ場施設や営業権等の一切を取得し、会員も引き継いだのは(株)LOADLAND WAKAYAMA GC(住所=コース同)で、太田身次支配人が代表取締役に就任した。
前者の親会社は、韓国の済州島でローランド(ロードランドとも発音)ゴルフ&ヴィレッジとゼフィロスGCの2コースを経営し、この他にもゴルフ場開発計画を進めているローランド社としている。
米原GC(18H、千葉県)等5コースを経営する韓国系資本の(株)エイチ・ジェイ(住所=米原GC内)と関係も深く、エイチ・ジェイの協力のもとで、グリーンヒル和歌山GCを取得した。
ゴルフ場は9月30日から「和歌山ゴルフ倶楽部」に変更しているが、会員に対しては11月吉日付けの通知で経営交代とゴルフ場名変更を正式に表明し、さらに会員の預託金も「引き継いでいる」旨を報告している。
なお、これにより前・経営会社で三井住友銀行系の(株)グリーンヒルゴルフ倶楽部の経営するゴルフ場はグリーンヒル名張GC(18H、三重県)のみとなった。既報通り、同社は今年に入りグリーンヒル嬉野GC(現・チェリーレイクCC、27H、同)を(株)CHAの傘下となった妙見富士CC(18H、兵庫県)に営業譲渡している。
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