多治見北開発(有)(岐阜県多治見市北小木町620-1、設立平成1年6月、資本金500万円、江沢幹・井上明男・小形健取締役)と関連会社の(株)多治見北ゴルフ倶楽部(同所、設立平成12年4月、資本金1000万円、伊藤蕃社長)の両社は平成17年10月6日、東京地裁に民事再生手続開始を申し立て同月14日開始決定を受けたことが分かった。
監督委員は奥田洋一弁護士(東京都千代田区丸の内1-6-5、電話03-5223-7777)。負債は多治見北開発が推定340億円、多治見北ゴルフ倶楽部が推定60億円。
両社は今年1月に民事再生を申し立てた四日市セントラル開発(株)を始めとするセントラルグループ会社。
多治見北開発が平成7年にゴルフ場開発を開始、平成13年「多治見北ゴルフ倶楽部織部の里パブリックコース」(18ホール、パー72、6656ヤード)をオープン、多治見ゴルフ倶楽部がゴルフ場運営を担当していた。
同ゴルフ場は多治見市街北側の丘陵地に位置し、名古屋方面からのアクセスにも恵まれていたが、多額の開発費が経営を圧迫。
そうした中、四日市セントラル開発(株)などセントラルグループ6社が今年1月11日に民事再生を申し立てるなどグループの破綻が表面化していた。
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