鹿島カントリークラブ経営の鹿島総業(株)が平成13年年8月に民事再生手続き開始決定を受け、債権者集会で賛成多数で再生計画が決議され、認可決定確定の見込み。再生計画は、退会する会員は預託金の94%をカットし、残り6%を1%ずつ6年間で弁済。
存続会員は、預託金据置期間を10年間延長、平成24,25年は年間2千万円を上限に、翌年以降からは業績により限度枠を広げる予定だという。別途債権については、別途弁済条件で合意に達しているという。
再生会社の鹿島総業は中野勝巳社長が辞任、取締役からも離れ、藤原國勝氏(常務取締役支配人)が代表取締役社長に就任した。
尚、運営会社・(株)鹿島ゴルフサービスも昨年11月に藤原氏が代表取締役社長に就任しており、運営・経営を両者が両輪となって再建を図る体制を整えた。
↓↓↓ その後の経過
コース用地の賃貸契約の関係から、平成16年春先に一時クローズを余儀なくされ、その後18ホールで営業していた同CCが平成17年6月2日から27ホール営業を再開した。
クローズしていた用地の所有者と今年4月に賃貸借契約を結んだことから、全面復旧が可能になったという。
なお、経営の鹿島総業(株)は再生計画が認可決定となってから3年が経過、今年3月の株主総会・取締役会で、3年前に退任した中野勝巳元社長が代表取締役に復帰した。藤原國勝前社長は顧問となった。
|