(株)那珂川ゴルフ倶楽部の再生計画案の賛否を問う債権者集会が平成17年11月30日に東京地裁で開かれ、決議した結果、賛成者が再生法の可決要件を上回り可決した。これを受け同地裁は同日付で認可決定を下した。
再生計画案は前述通り、(株)エースゴルフに約4億円で営業譲渡し、一般債権者や退会会員へは一律1000円を弁済、移行して(株)エースゴルフの新倶楽部会員になる場合はその1000円を預託した上、移行の際には事務手数料3万円(消費税別)を支払うことなどとなっている。
再生手続きでの決議では、出席債権者数(書面及び委任含む)の過半数の賛成、議決権総額の2分の1以上の賛成が可決要件。今回の場合は1万人以上(1万1000名弱)の会員がおり、投票しない欠席者が多くなれば議決権額の可決要件を満たさない可能性もあった。
関係者によると今回の決議結果は、出席者数で反対は7%としており、90%以上の賛成を得たという。但し、債権額では欠席者が多く賛成率は52%だった。つまり、ギリギリのクリアであったわけだ。
監督委員は「計画案に反対する会員もいて、再度の集会開催も予想されたが、新倶楽部で名変・相続も出来る会員権となることで賛成した人が多かったようだ」と語っている。
なお、那珂川GCの(株)エースゴルフへの営業譲渡は11月末に行われたという。エースゴルフによると今後、経営引継ぎの他、会員の移行手続きを行う方針で、ゴルフ場名については群馬県のエースゴルフ倶楽部(藤岡コース)(18H)同様に、「エースゴルフ倶楽部(茂木コース)」に名称を変更して、営業面でも力を入れたいとしている。
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損益通算(税金の還付)に関して
平成20年9月10日、栃木県の税務署で確認、損益通算はOKとのことです。確認はメンバー様自身が再生計画書を提示して、税務署員と相談の上了承を得たもの。但し、エースGCに移行手続きをされた方が対象。
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平成21年1月5日付けで、東京地裁より再生手続き終結決定を受ける
↓↓↓ 平成31年2月6日追加
平成30年12月末日をもって、エースゴルフ倶楽部 茂木コースを閉鎖
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