更生手続き中で「阪奈カントリークラブ」の経営会社・阪奈土地建物(株)の更生計画案の賛否を問う決議が年6月26日を締め切りとする書面投票で行われ、更生担保権の部が総決議権額23億8938万円余の内、23億8924万円余(99・99%)、一般更生債権は総議決権額206億273万円余の内、192億9706万円よ(93・66%)の同意多数で可決、6月30日付けで大阪地裁より認可決定が下されたことが判明した。
計画案の概要は
東証一部上場の(株)アーバンコーポレイショングループがスポンサーとなり、子会社化して再建。
資産保有会社の(株)アーバンクラシックが阪奈土地建物(株)の株式を取得し、運営は(株)クラ
シック(東京都千代田区、TEL03-3222-1711、タク・イワサキ社長)が行うというもの。
会員に関する弁済条件は、
・退会会員は、預託金(利息・損害金含む)の93・7%をカット、残り6・3%を一括弁済
(更生計画認可決定後3ヶ月以内)
・継続会員は、6・3%が新預託金(平成28年11月30日まで据置)
阪奈CCを含め、アーバンコーポレイショングループのゴルフ場は8コース目となる。
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平成18年11月1日より名義書換開始(期間限定で半額)、値下げ期間は平成19年2月28日までで、名変料は正会員が52・5万円、相続・同一法人内が26・25万円。
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平成20年8月13日、(株)アーバンコーポレーションが民事再生法
↓↓↓平成24年9月18日追加(関連情報)
阪奈カントリークラブへ賃貸した土地の明渡し訴訟で、地主が逆転勝訴
↓↓↓ 平成24年12月12日追加
平成25年1月よりレイアウトの変更を含む改修・改造工事に着手し、同年10月までに完了する予定という。土地明け渡し訴訟での敗訴(1年間の猶予)によるもので、ゴルフ場を閉鎖すれば会員に迷惑が及ぶことを考慮し、改造工事を決断したようだ。
完了後の全長は6000ヤード(現フルバックで6551ヤード)台を確保し、パー72を維持するという。
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