サニーCCを経営する斑尾高原開発(株)(東京都港区、小川正夫社長)は、先ごろ開かれた臨時株主総会で、会社分割(吸収分割)を用いて、ゴルフ場事業部門の営業や不動産事業部門の営業の一部を、同社100%子会社で同CCを運営する望月サニーカントリー(株)(同、小川社長)に譲渡することを決議した。会社分割について意義のある債権者の申し出は、平成16年11月18日までとなっている。
斑尾高原開発(株)が、望月サニーカントリー(株)に承継するゴルフ場事業部門の営業とは、ゴルフ場の土地建物、預託金債権などゴルフ場事業に関する全て。預託金債権の移譲により、平成16年11月19日以降に名変で入会する者に対して、新会社発行の証券に差し替えるが、既存会員の会員権は差し替えせず従来のままという。
ちなみに、承継する望月サニーカントリー株は、昭和58年の設立で、同CCを運営するほか別荘の望月サニーヴィレッジを販売・管理している。
斑尾高原開発では、「ゴルフ場の運営会社があるのに、ホテル・スキー場を経営する当社がゴルフ場の資産を保有しているのは、経理上からみても不自然だった。
今回の吸収分割により、スキーとゴルフ場の管理責任が明確になる。」と話している。なお、同CC会員には会報のお知らせで吸収分割する旨を報告している。
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平成17年4月12日、経営会社・斑尾高原開発(株)が民事再生法を申請
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