今年1月に東京地裁へ民事再生法の適用を申請した四日市セントラル開発(株)などセントラルGCグループ3ゴルフ場の経営・運営6社は、8月10日に東京地裁で開いた債権者集会で再生計画案が可決し、即日認可決定となったことが明らかになった。
議決結果や弁済条件等の詳細は不明だが、申請代理人によると6社とも再生法の可決要件である債権者の半数以上の賛成を得たという。
再生方針は、四日市セントラルGCを経営する四日市セントラル開発(株)と運営の(株)四日市セントラルGC、それに芸濃セントラルGCを経営する芸濃セントラル開発(株)と運営の(株)芸濃セントラルGCの計4社は清算し、2ゴルフ場の経営はそれぞれ新設分割により設立する会社が継承する。
新設会社(施設保有)の株式はスポンサーとなる東京建物(株)(南敬介社長、東京都中央区)が引き受け、同建物のゴルフ場運営子会社・(株)ジェイゴルフ(東京都中央区八重洲2-1-4、TEL:03-3275-2555)が従業員を再雇用して営業する。
東京建物グループとしては、この2コースが加わると傘下ゴルフ場は10コースとなる。早ければ10月中に認可決定確定となる見込みだ。
また、加賀セントラルGC(18H、石川県)を経営する加賀セントラル開発(株)と、運営の有限会社加賀セントラルゴルフ倶楽部は、有限会社加賀セントラルゴルフ倶楽部が吸収分割により同開発を合併して経営。既に継承していた経営陣による自主再建の形となる。
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平成18年10月31日付けで、(株)四日市セントラルGC及び四日市セントラル開発(株)、(株)芸濃セントラルGC及び芸濃セントラル開発(株)が名古屋地裁から再生手続き終結の決定を受ける。
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平成18年11月9日付けで、ファンド会社が親会社となった(株)上石津GC(開始決定時(株)宇佐美開発)が同地裁より再生手続き終結の決定を受ける。
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