民事再生計画が成立した「富士C榊原温泉GC」は、ゴルフ場名を「三甲榊原温泉ゴルフ倶楽部」と平成17年6月28日から変更し、会社分割で新設された会社が同日から営業を行っている。
同GCは、富士カントリーグループの富士グリーン(株)が経営していたが、物流機器専門メーカーの三甲(株)(岐阜県瑞穂市本田474-1、TEL058-327-3535、後藤甲平社長、資本金4億8000万円)をスポンサーとした再生計画案が3月30日に可決。
同計画に基づいて富士グリーン(株)は会社分割を行い、ゴルフ場事業は新会社の三甲ゴルフ場開発(株)(住所・代表者同、資本金1000万円)に継承させた上で、その株式を三甲(株)に7億7700万円で譲渡した。
三甲(株)は、平成16年に大日本土木系列から「谷汲CC」(旧、岐阜GC谷汲、18H)を取得しており、三甲榊原温泉GCはグループ2コース目となる。ゴルフ場事業進出について三甲(株)の竹中博文専務取締役は、「谷汲CCは地元の方から頼まれて引き受けた。
但し、1コースだけでは安定したゴルフ場事業の継続は難しいので、榊原も引き受けた。今後もう1〜2コースは取得したい」と語っている。
三甲榊原温泉GCは、クラブハウスの内装や配管をリニューアルする計画。また、コースの改修・改造も計画しているが、女子プロ競技の開催開場として提供する考えもあり、競技を誘致できれば、かなり大掛かりな改造を行うことになるとしている。
ちなみに、谷汲CCは来年の日本プロ選手権の会場に内定している。
なお、富士C榊原温泉GC会員(約500名)は、プレー会員権を発行してプレー権を引き継ぐことになっている。その手続きを今後行うが、三甲(株)では多くの会員がプレー権を継承すると見ている。
↓↓↓ 平成21年10月15日追加
平成21年9月25日、京和カントリー倶楽部(愛知)を三甲(株)が取得
↓↓↓ 平成31年1月8日追加
平成30年12月20日、ジャパンメモリアルGC(兵庫)を三甲(株)が取得
↓↓↓ 令和3年4月26日追加(4月23日に発表)
令和3年9月30日、富士国際ゴルフ倶楽部(静岡)を三甲(株)が取得(予定)
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