株主会員と預託金会員の併用性だった「会津磐梯カントリークラブ」(18H、福島県会津若松市河東町八田字大野原28、TEL0242-94-2011)を経営する(株)会津磐梯カントリークラブ(安部哲夫社長)は、東京地裁から5月18日付けで民事再生手続きの終結決定を受けた。
平成17年4月に再生計画案が成立した同社は、退会会員には預託金の1・5%を、継続会員には1%を平成26年までの間、10回分割で支払う計画だった。
しかし、金融機関の協力で弁済資金の調達ができ、今年3月までに繰上弁済して、早期の終結決定を受けたもの。
今回、継続会員にも繰上弁済したことから、預託金会員権はプレー会員権となった。ちなみに、再生法申請時に公表した会員数は1475名で、その内預託金会員は978名。再生手続きで退会した預託金会員は、約100名だった。
↓↓↓ 令和5年7月13日追加
会津磐梯CC、経営母体会社が交代 判明
令和4年12月20日付けで「津磐梯カントリークラブ」の経営母体会社が交代していることが判明。経営する(株)会津磐梯カントリークラブの過半数の株式を(株)DMC aizu が既存株主から譲り受け、経営権を取得。株式取得による経営交代のため会員の権利・義務に変更はないという。
ちなみに、(株)DMC aizu はITを通じて金融・エネルギー等多数の企業を展開する(株)ISホールディングスの連結子会社であり、猪苗代スキー場を運営するほか、会津地域において各種リゾート施設の運営事業を展開している会社。
(株)会津磐梯カントリークラブの代表取締役社長には、(株)ISホールディングス(東京都千代田区丸の内1-11-1)の代表取締役社長の遠藤昭二氏が就任している。
(株)ISホールディングス https://www.isgroup.co.jp/
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