9月30日の記事通り、2コースを買収するとともに名称を改め、10月28日から新体制で運営を開始したと発表した。藤岡GCは「チャーミング・リゾート藤岡ゴルフ倶楽部」として、100%子会社の(株)チャーミング・リゾート藤岡ゴルフ倶楽部(奥隅欽二社長、本店=東京都新宿区)が、関越ハイランドGCは「チャーミング・リゾート関越ハイランドゴルフクラブ」として、(株)チャーミング・リゾート関越ハイランドゴルフクラブ(同、同)が運営する。
一方、2コースの会員には新クラブハウスへの移行案内も開始した。事務手数料は両クラブとも2.1万円で、藤岡は会計年度を関越と同じ6月〜翌年5月に変更するため、来年5月までの8ヶ月分の年会費納入が併せて必要。平日会員や再生手続きで退会した旧会員が正会員に移行・登録する場合の事務手数料は両クラブとも5.25万円。
他にも休止会員等の規定を従来通り設けており、ともに来年1月までに手続きをしないと無効となる。また、来年1月末日までは会員の名義書換も受け付ける。名変料は第三者譲渡が5・25万円、3親等以内親族への譲渡・死亡相続が2・1万円。
同社では、これから会員権発行・名義変更等のために10月28日に東京営業所(東京都中央区八重洲2-2-1 ダイヤ八重洲口ビル3階 TEL:03-3243-8984)を開設した。来年2月以降、これら名変を一旦停止し、施設がリニューアルされる来年7月1日以降に通常の名変(第三者譲渡で21万円)を再開する方針。
なお、同社は今年4月、栃木県那須町に健康とリラクゼーションをテーマとした長期滞在型スパリゾート施設「那須グリーンホテル&スパ」と「那須グリーンコース倶楽部」(27ホール)をリニューアルオープンしており、今回のゴルフ場取得によって、同社グループが手掛けるシニアハウジング事業の顧客拡大やサービス向上を図る考え。
また、ゴルフ場事業の収益性を高めるため、今後10カ所程度までゴルフ場を拡大させたい意向という。
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