『 田人カントリー倶楽部の経営会社・光峰開発(株)(資本金1000万円、いわき市田人町旅人水呑場1、登記面=東京都台東区台東1-2-1、代表林啓治氏)は、平成15年12月5日に東京地裁へ自己破産を申請した 』と報じたが、
同CCは閉鎖後の12月8日に破産宣告を受け、平成16年11月12日に管財人がゴルフ場を約1億円で売却、会員など債権者には3・3%の配当があった模様。破産時の負債は、会員(1200名強)預託金約51億円を含め約55億円だったため、会員には平均で1万円数千円の配当があったという。
売却先は都内の企画会社・荘苑(東京都渋谷区)で、企画会社は買収した3日後に現所有者に転売しており、会員のプレー権に関する扱いは新経営会社次第。
現在、同ゴルフ場の施設や土地の地上権を保有しているのは、都内に本社を置き国内各地や韓国にも支店がある、消費者金融会社・三和ファイナンス(株)(山田紘一郎社長、東京都新宿区西新宿8-2-33)グループで不動産業の有限会社ワイ・ディ・エム(東京都豊島区)。
同ファイナンスでは、「ゴルフ場のオープンは来年になりそう」と答えているが、今後の運営体制等については明らにしていない。
関係者の話では当初は今年秋の再オープンを予定していたが、ロッジの解体は行ったものの、クラブハウスの改修が延びているようで、コースのメンテナンスは続けているという。
尚、同CCを経営していた光峰開発(株)(管財人=北河隆之弁護士)は、債権者への配当や債権者集会、管財人任務を終了し、東京地裁から9月12日付けで破産終結の決定を受けている。
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