柏崎リゾート(株)(資本金7100万円、新潟県柏崎市久米1968、代表今井民夫氏)と子会社のグランアセル・ゴルフリゾート(株)(資本金1000万円、柏崎市久米3106-1、同代表)は、平成15年9月2日に新潟地裁長岡支部より破産宣告を受けた。
破産管財人は山田寿弁護士(新潟市西堀前通一番町703、電話025-228-4078)。
柏崎リゾート(株)は、ゴルフ場経営を目的に1989年(平成元年)11月に設立した。96年10月にゴルフ場をオープン(グランアセルゴルフクラブ→現名称:柏崎黒姫カントリー倶楽部)したが、バブル崩壊により予定していた会員の確保ができず、98年9月期の年収入高は約2億8800万円にとどまり、多額の金利負担から大幅な欠損が続き、債務超過に陥っていた。
こうしたなか、融資を受けていた新潟中央銀行が99年10月に経営破綻したことで資金調達も困難となっていた。この間の同年7月には、子会社としてグランアセル・ゴルフリゾート(株)を設立、ゴルフ場経営を同社に移し、当社は不動産賃貸に業態を転換するなど立て直しを図っていた。
その後、2001年には借入金が整理回収機構に譲渡され、ゴルフ場の経営もグランアセル・ゴルフリゾート(株)から地元有志によって設立された別会社(柏崎黒姫観光(株))へ移管されるなどしていたことで動向が注目されていた。
負債は柏崎リゾート(株)が約221億円、グランアセル・ゴルフリゾート(株)が約10億円で、2社合計では約231億円が見込まれる。
↓↓↓ 平成24年12月17日追加
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