昨年の4月28日に大阪地裁に民事再生法を申請した「徳島フォレストゴルフ倶楽部(徳島県名西郡神山町阿野字歯ノ辻499)の経営会社・四国総合開発(株)(中村勤社長)の再生計画案の決議を問う債権者集会が3月30日に開かれ、過半数の賛成で再生計画案を可決、同日認可決定を受けたことが判明した。
再生計画案の骨子は
既報通り、四国で予備校や病院・不動産など多角的な経営を行うタカガワグループの(株)タカガワ
エンタープライズ(高川晶社長)が、四国総合開発の株式80%を取得して再建を図るというもの。
会員等への弁済条件は、
・退会会員(一般債権者と同)は、50万円超は3%(当初は2%)で、50万円以下〜1万5000円
超は一律1万5000円、1万5000円以下は全額を認可決定確定から3ヶ月以内に弁済
・継続会員は、3%が新預託金(10年据置)で、据置満了後には預託金返還のための積立金
(減価償却前利益の20%等)で返還
ちなみに、外資系のローンスター・グループやサンピアGC(徳島県)の経営会社・(株)ザンビアもスポンサーとして名乗りを挙げたため、タカガワグループは弁済率をアップするなど再生計画案を修正して対抗したという。なお、債権者数は3893名、確定再生債権総額は104億4230万円余となっている。
タカガワグループは、新伊予GC(旧伊予GC、愛媛県)と琴南CC(香川県)を既に傘下に収めており、徳島フォレストGCで3コース目となる。
↓↓↓
タカガワ東徳島ゴルフ倶楽部にゴルフ場名を変更
|