「プレスCC」(18H、群馬県安中市安中5853)を経営し、民事再生手続中の(株)群馬プレスカントリークラブ(申請代理人=松嶋英機弁護士、TEL03-3433-7631)の債権者集会が11月5日に開かれ、再生計画案を賛成多数で可決し、東京地裁から即日認可決定を受けた。
決議結果は、出席債権者数1095名の内の97・90%に当たる1072名の賛成、議決権総額(確定再生債権総額は310億492万円強)では95・59%の賛成で可決要件を満たした。
営業譲渡を骨子とした再生で、本紙既報通りゴルフ場施設は9月1日にジャスダック上場の(株)レーサムリサーチ(東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル41階、田中剛代表)の子会社、(株)アセット・ホールディングス(住所・代表者=レーサムリサーチと同じ)に譲渡されており、同系列の(株)ネットチャートマネジメントが運営を行っている。
再生計画案によるとアセット・ホールディングスへの営業譲渡代金は7億6884万277円(消費税込み)となっている。また、(株)群馬プレスCCは、会社を解散し清算手続きに移行する。
ちなみに会員の再生条件は、退会会員については預託金を99・15%カットし、残り0・85%を再生計画認可決定確定日から2カ月以内に一括して弁済することになっている。
一方、継続会員については預託金100%カットで、(株)アセット・ホールディングスの発行するプレー会員権(預託金ゼロ、譲渡可)に切り替えられる。
会員に対しては計画案作成前に、プレー権を継続するかどうかの案内をしており、計画案てはその結果も報告している。
それによると約1400名在籍する会員の内で、プレー権の継続に同意した会員は約60%(預託金総額約99億円)、同意しない会員は約40%(同約66億円)たったとしている。
現在、継続会員の会員数は11月末までの予定でプレー会員権に切替作業中で、この作業終了後には停止している名義書換を再開する意向という。
書換再開は当初、年内を予定していたようだが、来年にすれ込むとみられる。
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平成15年12月下旬から150万円で募集と名変を再開した。
150万円の内の50万円は名変料で、残り100万円は入会金扱いになる。従って、預託金ゼロで譲渡可のプレー会員権となる。定員は50名の予定。
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平成20年3月、温泉湧出で露天風呂とサウナを新設
平成20年4月1日、ゴルフ場名変更、「レーサムゴルフ&スパリゾート」に
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令和3年4月1日、ゴルフ場名変更 「レーサムゴルフ&スパリゾート」 → 「THE RAYSUM」に
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