既報通り和議申請から自己破産申請に移行し、平成12年12月5日に札幌地裁から破産宣告を受けた(株)東札幌ゴルフ倶楽部だが、同社の破産管財人(窪田もとむ弁護士)が札幌リッチヒルカントリークラブを営業せず、財団放棄を決めていたことが分かった。
窪田管財人によると、「運営していくだけの資金が破産財団にないため」と話し、会員に対しては平成13年2月20日開催の債権者集会でその旨報告したという。またコース及びハウスのゴルフ場施設は、管理費がかかるため今年夏頃に破産財団から切り離される予定としている。
ちなみに、ゴルフ場施設には近畿信用金庫(破産により現在はRCC)の抵当権が付いていることから、ゴルフ場の処理はRCCに委ねられることになる。
なお、同クラブ会員の預託金債権(約4701名、計約25億円)に対する配当は、「ほとんど見込めない状況」(窪田管財人)という。
↓↓↓ 平成13年8月8日追加
既報通り、平成12年12月5日に破産宣告を受けた札幌リッチヒルCCだが、旧事業会社の母体企業であるサンケイ観光(株)が同ゴルフ場を買収(買収価格は約3,000万円)していたことが判明。同社は、今後ゴルフ場として営業する意思はないようで、あくまで転売目的での買収のようだ。
↓↓↓ 平成28年12月20日追加
全国で閉鎖(完全閉鎖・一時閉鎖・一部閉鎖)したゴルフ場一覧、都道府県別に掲載
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