平成28年6月13日に、近々競売申し立てを行う予定であることが判明したと報じた「ワールドエースカントリークラブ」(18H、山梨県都留市下谷3572、TEL:0554-45-7070)だが、再生ファンドが投資家を募集していることが判明した。
→ ワールドエースのこれまでの経緯
ネット上で資金調達を行っているクラウドファンディングのLCレンディング(株)が、P社(現時点では不明)が破産管財人と売買契約を締結し、ワールドエースCCを取得・再生するという。その取得金額8億3,000万円をLCレンディングが融資し、P社への融資に際する保全として、第一順位抵当権及び株式の絶対多数持分に対する譲渡担保権を設定。
募集していたこの物件の投資は6万円から購入(ネットで申込み)できるようで、毎月利払いが払い込まれ、1年後に元金が返済されるシステム(運用利回り6〜10%)。なお、備考として「当該ゴルフ場の不動産調査査定額は10億4,000万円」、「再生後は、金融機関によるリファイナンスを予定」等と掲載。
ちなみに、募集は3月9日の募集開始から3営業日で第1号〜8号までが募集完了したという。下記URL10号の募集総額は50,050,000円となっており、88件の申込みがあり、3月23日現在では既に募集終了となっている。詳細は下記URLを参照下さい。
https://www.lclending.jp/apl/fund/detail?fund_id=301 (表示方法)
<参照資料> LCレンディング・代表取締役社長の山中健司氏のブログ
http://blog.livedoor.jp/lclending/
http://blog.livedoor.jp/lclending/archives/18832904.html
なお、P社の社長には山中健司氏が就任するそうです。ゴルフ場名に関してLCレンディングでは公表しておりませんが、中央道最寄インターから3分・休業中ということで、以前にお電話を頂いた地権者の方に確認を入れたところワールドエースCCであることは間違いないようです。
同ブログ(下段)では、「10号も満額成立となり3月22日より11号の募集を開始しております。本案件はゴルフ場をリニューアルオープンさせるだけでも十分なリターンが見込めるのですが、実はそれ以上のリターンが控えている案件です」と紹介されている。
ちなみに、(株)LCレンディングは、JASDAQ上場で不動産ファンド事業等を行う持株会社のLCホールディングス(株)(東京都東大和市立野2-1-3、TEL:042-565-2115、本荘良一代表取締役社長)の子会社。
LCホールディングス(株) URL=http://www.lc-holdings.jp/
↓↓↓ 平成29年4月5日追加
P社の名称が「(株)富士リゾートカントリークラブ」(住所=ゴルフ場と同、山梨県都留市下谷3572)であることが、グーグルマップにより判明した。前述の住所でマップ検索すると、ゴルフ場名「ワールドエースCC」の名称は削除され(株)富士リゾートカントリークラブに変更された名称が表記されている。登録年月日は平成29年1月10日になっているが、その他の情報は不明である。
↓↓↓ 平成29年4月24日追加
ワールドエースCC、富士リゾートCCに名称変更し新生スタート
予想通り、ゴルフ場名を「富士リゾートカントリークラブ」に変更し、URLも下記に変更(4月21日リニューアル)された。経営会社は、既報通り、(株)富士リゾートカントリークラブ(設立:平成29年1月4日、資本金:1000万円、山中健司代表取締役、TEL:0554-45-7070)となっている。
富士リゾートCC URL=http://fuji-resort.jp/
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この度、富士リゾートカントリークラブの総支配人に就任しました大森と申します。
さて、弊社では富士リゾートカントリークラブのグラウンドオープンに向けて、グリーンコンディションや施設のメンテナンスを進めております。また、新しくホームページを制作中でございますが、皆様にお見せできるまでにもう少々お時間が掛かりそうでございます。
・・・・ 以下略 ・・・・
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同CCの支配人ブログでは上記のように案内され、電話番号の「0554-45-7070」は、同年4月末日開通予定となっています。
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