帝国データバンク(平成29年1月25日付、http://www.tdb.co.jp/)によると
「群馬」 (株)大間々カントリー倶楽部(資本金1000万円、みどり市大間々町高津戸1441、代表山本修裕氏、従業員16名)は、1月20日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日保全命令を受けた。
申請代理人は服部弘志弁護士(東京都港区虎ノ門1-1-28、シティ法律事務所、電話03-3580-0123)ほか5名。
監督委員は三村藤明弁護士(東京都港区元赤坂1-2-7、アンダーソン・毛利・友常法律事務所、電話03-6894-1005)。
当社は、1983年(昭和58年)12月に設立されたゴルフ場経営会社。都内に本社を置く大手ゴルフ場運営会社のグループ会社として設立され(現在は同グループから離脱)、バブル崩壊後の92年11月にゴルフ場の建設に着手。
2002年1月に「大間々カントリー倶楽部」(18ホール)をオープンさせた。群馬県内および近隣の栃木、埼玉、東京方面などからのプレーヤーを中心に、2004年12月期には年収入高約4億300万円を計上していた。
しかし、ゴルフ人口の減少や近隣ゴルフ場との競争などから2013年12月期の年収入高は約2億4500万円にダウン。
長らく不採算運営を余儀なくされ、大幅な債務超過に陥っていた。こうしたなか、預託金の償還問題も抱えていたこともあり、自主再建を断念した。
負債は債権者約500名に対し預託金を中心に約56億円。
・・・・ ここまで ・・・・
大間々CC URL=http://www.omama-cc.com/ (表示方法)
同CC(6630Y、P72、TEL:0277-72-3131)は北関東自動車道・伊勢崎ICより17q、東武桐生線・赤城駅より10分に位置し、全ホールから赤城山を一望できる丘陵コース。
市川造園土木グループのゴルフ場として平成14年1月に開場したが、突如、平成27年(2015年)2月1日に同グループから離脱し、山本修裕代表に経営交代した(当時の代表者は市川勝俊氏)。
帝国データバンク既報通り、「長らく不採算運営を余儀なくされ、大幅な債務超過に陥っていた」中での経営交代ということになる。経営交代した理由は明らかにされていない。
市川造園土木グループのゴルフ場 URL=http://www.nagatoro-gc.com/group.html
→ 3月23日現在、リンク切れになりました
ちなみに、1月25日現在の会員権相場(名変料10万円、年会費無料=正会員、税別)は、15万円の売りに対して買いは”ゼロ”となっており、低位で低迷していたようだ(名義書換は停止に)。なお、今後に関してはスポンサーを付けず自主再建を目指す計画という。
↓↓↓ 平成29年2月8日追加
民事再生法の適用を申請し保全命令を受けた、「大間々カントリー倶楽部」を経営の(株)大間々カントリー倶楽部(山本修裕代表)は平成29年1月26日、東京地裁より再生手続き開始決定を受けた。
再生債権の届出期間は同年2月24日まで、再生債権の一般調査期間は3月31日〜4月7日までとなっています(事件番号:平成29年(再)第5号)。
↓↓↓ 平成29年3月13日追加(グループ関連情報)
・平成29年3月13日、花咲カントリー倶楽部(山梨)が民事再生法を申請
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