昭和58年(1978年)9月開場の「福島石川カントリークラブ」(27H、福島県石川郡石川町字弥吾70、TEL:0247-26-5161)は、事業転換の判断決定をし、平成30年度を目途とした太陽光発電事業の開発整備事業、既存レストランを活用した飲食事業、東コース6ホールを利用したゴルフパーク事業に転換する旨を下記の通りゴルフ場ホームページにて発表した。
福島石川CC URL=http://www.fi-cc.co.jp/login/index (表示方法)
お客様各位
福島石川カントリークラブ
支配人
お知らせ
平素のご利用、ご高配に対し心から厚く御礼を申し上げす。
東日本大震災以来のゴルフ場運営環境激変の中、当クラブは多くのお客様からのご支援を賜り、27ホールのゴルフ場として運営を継続して参りましたが設備更新等による良好なご利用環境の提供が困難との判断に至り、事業転換の判断決定を致しました。このことに伴い下記の通りの運営対応となります事についてお知らせ申し上げます。
1. 18ホールとしてのゴルフ場運営
1月28日〜5月31日までの間、東コース・中コースを利用した18ホールの運営を実施して参ります。
※1月27日までは諸準備の為クローズとなります
2. 6ホールのゴルフパークとしての運営
平成29年7月を目途に東コースの一部を利用した6ホールのゴルフパークとして運営を
予定致しております。
3. 事業転換内容
平成30年度を目途とした太陽光発電事業の開発整備事業、既存レストランを活用した飲食事業、
東コース6ホールを利用したゴルフパーク事業に転換。
以上
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本日ゴルフ場に電話をして確認しましたが、「詳細は(上から)聞かされておりませんので分かりませんが、一般的なゴルフ場用地の売却ではなく、自社にて太陽光事業(賃貸を含む)等を行う計画です」と、電話に出られた方が話しておりました。
ちなみに、福島石川CCは弊社既報通り、経営会社の(株)福島グリーンシステムが平成23年1月6日に民事再生法を申請し、平成23年11月7日付けでリゾートソリューション(株)(現・リソルホールディングス(株)、以下=リソル)の支援で再建する再生計画案が認可決定。
→ リソルグループゴルフ場 URL=http://www.resol-golf.jp/index.html
会員への弁済条件は、退会会員の弁済率は1%で、継続会員は1%か新預託金(10年据置)となっており、リソルから5000万円を借り入れ、この資金を弁済原資に充てるものとなっていた。
→ 福島石川CCの過去の経緯
なお、同CCは名義書換停止中のため会員権相場は建っておりません。今後の成り行きに関しましては分かり次第に掲載していきますので、弊社への問合せはご遠慮下さい。
基本的には福島石川CCの場合、発表内容から27ホール中21ホールを閉鎖し6ホールを残し、閉鎖用地をメガソーラーに転用すると解釈できます。なお、親会社であるリソルからの発表はありませんので、現時点での詳細は不明です。
参照資料 → ゴルフ場の跡地や遊休地を利用してメガソーラーを建設したゴルフ場
参照資料 → 全国の閉鎖ゴルフ場(完全・一時・一部)一覧・都道府県別に掲載
↓↓↓ 平成29年5月17日追加
7月末まで営業期間を延長
既報通り、今年の5月31日まで営業としていた「福島石川カントリークラブ」だが、予定を変更して2ヶ月間延長する旨を、親会社であるリソルグループが5月16日、下記の通り自社ホームページで発表した。
39(サンキュー!)ファイナルゴルフ 7 月末まで開催!
平成29年5月16日
リソルグループの「福島石川カントリークラブ」では、再生可能エネルギー事業の一環として本年、太陽光パネル敷設工事を行います。営業終了に伴い、39年間のご愛顧に感謝しカウントダウンありがとうフェア『39(サンキュー!)ファイナルゴルフ』を開催しておりますが、連日満員御礼の人気をいただいていることから、感謝にお応えし、7月末まで営業期間を延長致します。
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↓↓↓ 平成29年5月17日追加
福島石川CC、9月1日より6ホールのゴルフパーク営業開始
予定通り、今年7月末で営業を終了したリソルグループの「福島石川カントリークラブ」は、旧・東コースの2・3、5〜8番ホールを利用し、6ホールでのゴルフパークとして営業を9月1日より再開した。
ちなみに、閉鎖した残りのコース用地を利用してリソル再生エネルギー(株)(平成28年10月1日設立、本社=コース)が太陽光発電事業を行う計画という。リソル再生エネルギーは長期計画として、平成28年度〜平成32年度を目途に、発電容量40メガワット以上の実現
(年間約10,000世帯をまかなう量の発電)を目指す計画。
発表元URL=https://www.resol.jp/resol/news/pdf/release_614.pdf
↓↓↓ 平成30年8月1日追加
福島石川CCの跡地を活用した37MWの大規模太陽光発電所の建設工事が本格化
当社が保有しているゴルフ場「福島石川カントリークラブ」(所在:福島県石川郡石川町)の跡地を活用するもので、2017年に経済産業省より「再生可能エネルギー固定買取制度」の設備認定を受け着工に至りました。
2019年夏頃から売電を計画しており、同施設で発電した電力は東北電力への全量販売を予定しています。最大出力規模約37MWの設備を設置し年間発電量は約3,956万KWh(一般家庭の年間消費電力量の約10,000世帯分)を想定、年間12,000トンのCO2排出削減に貢献する予定です。
リソルホールディングス(株)7月31日発表より
発表元URL:https://www.resol.jp/resol/news/pdf/release_787.pdf
↓↓↓ 令和2年1月21日追加
令和2年1月20日、太陽光発電所の売電を開始
既報通り、リソル再生エネルギー(株)が進めていた「福島石川太陽光発電所」(福島石川CCの一部跡地72ヘクタール)が1月20日に本格稼働し、東北電力への売電を開始。年間の最大発電容量は約37MW(理論値)を予定しており、一般家庭約10,000世帯の年間消費電力量に相当するという。
発表元URL:https://www.resol.jp/resol/news/pdf/release_911.pdf
*リンク切れの場合はご容赦下さい
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