「ケントスゴルフクラブ」(18H、栃木県宇都宮市新里町乙1037、TEL:028-665-1581)は、ゴルフ場用地をメガソーラー施設会社へ売却し、今年の11月末日をもってゴルフ場を閉鎖する旨を9月16日、ゴルフ場ホームページで下記の通り発表した。
ケントスGC http://www.kentos-golf.co.jp/ (表示方法)
ゴルフ場営業終了のお知らせ
平成28年9月16日
ケントスゴルフクラブはソーラー施設会社へ売却が決まり、2016年11月末日をもってゴルフ場営業を終了いたします。長年にわたり、ケントスゴルフクラブをご利用いただいた皆様には、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございます。
このような結果になってしまいましたこと、誠に申し訳なくお詫び申し上げます。最終営業日までスタッフ一同、変わらぬ笑顔と元気でやって参りますので、限られた日数ではございますが、ご来場賜りますようお願い申し上げます。
10/28から11/30まで、高速グリーンを前代未聞の1ヶ月間、開催いたします。是非、1人でも多くのお客様にケントスのグリーンを体感していただきたいと思います。思い出に残る1日を過ごしていただけたら、スタッフ一同嬉しい限りです。
支配人 中村 敬一
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同ゴルフ場は、昭和51年(1976年)8月に新里CCとしてオープンした時から大量会員を噂さがあり問題の多いゴルフ場だったこともあり、経営会社がたびたび交代(昭和59年に最上恒産グループが取得)、その都度、ゴルフ場名も変更され現在の経営会社はケーストーン(株)となっている。
→ 興味のある方は、「最上恒産グループ」でネット検索してみて下さい
平成26年2月12日にケントスGCの事務所・休憩室他が宇都宮地裁で競売公告されたが、同年3月18日の開札で「取下」となっていたことが判明(競売申立を取り下げた理由は不明)。その後の経緯は不明となっていた。
→ ケントスGCのこれまでの経緯
結局、会員募集を繰り返し会員を集めるだけ集めて、ゴルフ場を閉鎖。一体いくらの預託金が消えていったのかは不明のまま”幕引き”となった格好だ(売却代金もメガソーラー事業会社も不明)。
ちなみに、今回のケントスGC栃木Cの閉鎖により、栃木県でのゴルフ場閉鎖は12コース目となったが、そのほとんどがメガソーラに転用となっている。ゴルフ人口の低迷を背景に、採算の厳しいゴルフ場がメガソーラーの用地にとって代わる構図が相次いでいるようだ。
栃木県で閉鎖したゴルフ場(平成28年9月21日現在)
*閉鎖日順ではありません、あいうえお順に列挙しております。
*参照資料 → ゴルフ場の跡地や遊休地を利用してメガソーラーを建設
なお、同GCは名義書換停止のため会員権相場は建っておりません。
↓↓↓ 平成28年12月20日追加
全国で閉鎖(完全閉鎖・一時閉鎖・一部閉鎖)したゴルフ場一覧、都道府県別に掲載
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