新・天城にっかつゴルフ倶楽部・経営交代

　7月7日に「新・天城にっかつゴルフ倶楽部」（27Ｈ、静岡県伊豆市大平柿本1190-1、ＴＥＬ：0558-87-0511）が、6月30日をもって前経営会社が撤退したため7月11日より富岡開発（株）が「フジ天城ゴルフ倶楽部」として、新規営業することになった・・・と報じたが、その詳細が判明。

　フジ天城ＧＣ　ＵＲＬ＝http://fuji-amagigolf.com/　（表示方法）

　一季出版（株）（東京都台東区浅草橋1-9-13　ＴＥＬ：03-3864-7821）発行のゴルフ特信により判明したもので、同ＧＣを取得したのは（株）エム・ケー・ケー（長野県松本市島内3443-13　妙高ビル3F、ＴＥＬ：0263-47-9955、藤巻好實代表取締役社長）グループ会社の（株）日新コーポレーション（松本暢社長）。

　（株）エム・ケー・ケーは、不動産開発や建築事業・飲食事業等を行う会社で、その他に飲食事業・チケット販売・ホテル運営・管理等も手掛けている（自社ホームページより）。同社のＨＰでは7月10日付けで下記の通り、フジ天城ＧＣの取得案内を行っている。

　（株）エムーケー・ケー　ＵＲＬ＝https://www.mkkgroup.com/

　運営は既報通り、富岡開発（株）（長野県松本市島内3443-13 妙高ビル3F、ＴＥＬ：0263-47-6680、松本暢代表取締役社長、資本金1億円）が行う。

　富岡開発（株）　ＵＲＬ＝http://www.tomiokakaihatsu.com/

　ゴルフ特信によれば、昨年6月頃に同ゴルフ場の債権を（株）日新コーポレーションが買い取ったが、新・天城にっかつＧＣの不動産保有会社である新・天城ＨＤが関連会社で別に借地契約したことが判明し、交渉の末、6月30日に新・天城ＨＤ側と合意に達したという。

　ちなみに、エム・ケー・ケーは過去に信販大手の（株）オリエントコーポレーションが経営していたシルクＣＣ（旧・オリコＧＣ、18Ｈ、群馬県富岡市上丹生3202、ＴＥＬ0274-60-2411）を取得し運営していたが、平成20年4月にＰＧＭグループに売却している。

　→ （株）エム・ケー・ケー、シルクＣＣをＰＧＭに売却

　参考までに、7月13日現在の同ＧＣの会員権相場（名変料30万円、年会費2・4万円＝各税別）は、10万円売りの買いは”ナシ”となっており低位で低迷しているようだ。なお、会員のプレー権に関しては引き継ぐ方向で検討しているという。

　弊社のホームページで同ゴルフ場は、平成18年にライオンゲイングループになったと報じているが、ゴルフ特信ではゴルフ場の不動産保有会社は新・天城ＨＤになっており、運営のみをライオンゲイングループが行っていたのか、新・天城ＨＤ自体が同グループなのかは不明。

　実際に、ライオンゲインのホームページにはグループゴルフ場として「新・天城にっかつＧＣ」が本日現在でも掲載されている。どういう経緯かは弊社でも分かりかねますので、詳細はゴルフ場でお聞きになって下さい。

　　　　　↓↓↓ 平成29年1月12日追加

　フジ天城ＧＣの関連用地・約2億7千万円で競売に

　既報通り、ＭＫＫグループの富岡開発（株）が平成27年7月11日から運営している「フジ天城ゴルフ倶楽部」（27Ｈ、静岡県伊豆市大平柿本1190-1、ＴＥＬ：0558-87-0511）関連の土地・建物が静岡地裁沼津支部で競売公告されていることが判明した。

　掲載ＵＲＬ＝http://981.jp/r515031.html　（表示方法）

　＊その他、詳細は上記掲載元ＵＲＬをご覧下さい。

　今回の競売に関しては、弊社下記既報通りで正式に（株）日新コーポレーションの所有（後順位の抵当権者が存在）にするためには抵当権抹消の同意等が必要なため、競売手続きが進行すれば保有する抵当額の程度で自己競落する予定と説明していたもの。

　よって、ＭＫＫグループでの落札となるものと推測される。

　　　　　↓↓↓ 平成29年3月7日追加

　フジ天城ＧＣの関連用地・ＭＫＫグループの富岡開発が落札

　既報通り、「フジ天城ゴルフ倶楽部」関連の土地・建物が静岡地裁沼津支部で競売公告（売却基準価額2億7311万円）されたが、運営会社でＭＫＫグループの富岡開発（株）が8億462万2000円で落札したことが判明した（入札は同社のみ）。

　今回の落札により、名実ともにゴルフ場関係の保有・運営が同一グループに統一された。今後は、ホテルを取り壊し、数十ヤードのアロプーチ練習場や駐車場の拡充を進める計画の他、正式に会員募集を行う準備もあるという。