昭和41年7月開場の「茨戸カントリークラブ」(北海道石狩市生振9線南116-1、TEL:0133-64-2115)を、北海道ではトップ3に入る大手タクシーグループ会社が取得し、平成26年12月24日に経営交代していたことが判明した。
茨戸CC URL=http://barato-cc.com/ (表示方法)
同CCを取得したのは、三和交通(株)や寿ハイヤー(株)等のタクシー事業や自動車整備事業など計9社をグループ会社に持つSKホールディングス(株)(札幌市北区新琴似4条16-5-6、TEL:011-761-6000、山澤巖雄代表取締役社長)。
SKホールディングス(株) URL=http://www.sk-taxi.or.jp/company/
同CCの経営会社・(株)札幌ゴルフ場の株式を取得し、同社の佐々木道子代表に代わり山澤氏が新代表に就任したという(株式の取得価格は不明)。株式取得での経営交代のため、同クラブの会員(約900名)の権利・義務に変更はなく、ゴルフ場名の変更もしないようだ。
同CCは、札樽自動車道・札幌北ICから15キロ、札幌駅から約25分に位置する林間コース(6,742Y、P72)で、石狩川と旧石狩川に挟まれた所に造られたゴルフ場。参考までに、3月26日現在の会員権相場(名変料15万円・年会費2・5万円=各税別)は、25万円売りに対し買いは12万円となっている。
ちなみに、同社は乗務員の運動不足解消や人材募集のために活用するらしく、乗務員の平日プレー代(セルフに限定)は無料(利用税別)になるようだ。
現にグループ会社の三和交通(株)は、「休日はゴルフでリフレッシュ!SKグループの乗務員はSKグループ茨戸カントリークラブでのゴルフが無料!」のうたい文句で求人広告(北海道の転職・就職・適職求人サイト「ジョブキタ」より)を出している。
なかなか良いアイデアですね・・・感心しました!
↓↓↓ 平成30年11月5日追加
平成30年11月1日、茨戸CCの管理および賃貸業者・(株)札幌ゴルフ場が破産手続開始決定
コースの修復に約3億7千万円の費用がかかることや会員の預託金債務(約4億円)が残されていることもあり事業継続を断念したという。今後は新たな事業者によるゴルフ場運営を目的とした営業譲渡を検討しているようだ。負債は債権者約960名に対して約5億5000万円。
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