リゾートソリューション(株)( 以下=リソル、多賀道正 代表取締役社長)は、連結子会社である西東京ゴルフ倶楽部(株)(東京都新宿区西新宿6-24-1、小嶋康司代表)の固定資産の売買契約を締結した旨を10月20日、自社ホームページで発表した。
発表元URL=http://www.resol.jp/resol/ir/data/brief/pdf/20141020.pdf (表示方法)
西東京ゴルフ倶楽部(株)は、「西東京ゴルフ倶楽部」(18H、山梨県都留市十日市場日向山2108、TEL:0554-45-7211)の経営会社で、譲渡日は今年の11月28日を予定しているという。
西東京GC URL=http://www.nishitokyogolf.jp/
売却理由は、グループの資産の効率活用及び財務体質の強化を図るためとしており、譲渡する資産の帳簿価額は415百万円、譲渡価額は833百万円、固定資産売却益は418百万円で、譲渡先は国内の一般事業者だが、”譲渡先との取り決めにより公表は差し控えさせていただきます”と案内されている。
同GCは、消費者金融大手の(株)武富士(現=TFK(株)、平成22年9月28日に東京地裁へ会社更生法の適用を申請)が母体となり、平成8年9月に開場させたパブリックの「TAKE1(テイクワン)カントリークラブ」をリソルが、平成23年7月30日付けで取得し、ゴルフ場名を現名称に変更して運営してきた経緯をもつ。
→ 西東京GCの過去の経緯
リソルは、平成23年から同GCの会員募集を「第一次縁故特別募集」と題して、個人・法人正会員(1名記名式)31万5千円(預託金のないプレー会員権、定員50口)で開始し、現在も同GCホームページでは二次募集として、50万円(同、定員100口)の募集を継続中となっている。
会員数や会員の処遇に関しては現段階では把握できておりませんが、恐らく新経営会社が引き継ぐものと思われます。分かり次第に掲載させて頂きます。
ちなみに同GCは、中央自動車道・都留ICから3分、新宿駅からは中央本線・大月駅→富士急行乗換え・都留市駅から5分と立地には恵まれている。クラブハウスを挟んで東西に広がり展望がよい丘陵コース。参考までに、会員権相場は建っておりません。
↓↓↓ 平成26年10月27日追加
一季出版(株)(東京都台東区浅草橋1-9-13 TEL:03-3864-7821)発行のゴルフ特信(5729号)によると、リソル管理部の話として、譲渡した資産はクラブハウスとゴルフ場の土地の一部、売却目的は投下資本の回収等のためで、売却資産は借り受け、当面リソルグループで運営、会員制度も継続するという。
リソルでは、ゴルフ場の継続保有と投資資金回収の両立を目指した、ゴルフ場底地販売を行う不動産商品”地主さん”の販売を行っていた(第121期・平成25年4月1日〜26年3月31日、有価証券報告書より。簡単に言えば、ゴルフ場の収益を上積みして賃料を払う制度)・・・今回はこれの大型版?
底地とは、
借地権などの使用収益権が設定されている土地の所有権。また、その土地のこと。底地権。
↓↓↓ 平成29年10月11日追加
西東京GC、契約終了でリソルグループの運営外れる
西東京ゴルフ倶楽部は、9月末に業務委託等の契約が終了し10月1日からリソルグループが運営から外れ所有会社の直営となった。現在、ゴルフ場ては(株)テイクワンで従業員募集しているという。
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