帝国データバンク(平成26年6月4日付) http://www.tdb.co.jp/によると
「兵庫」 セントラルゴルフマネジメント(株)(資本金2000万円、加東市秋津1990-89、代表岩城克至氏)は、6月2日に大阪地裁へ民事再生法の適用を申請した。
申請代理人は中村誠広弁護士(大阪市北区天神橋2-3-8、電話06-6354-3334)ほか3名。
当社は、1977年(昭和52年)11月に設立されたゴルフ場経営業者。
会員制のゴルフ場「レークスワンカントリー倶楽部」(加東市秋津、27ホール)のほか、山口県美祢市にもパブリックの「レークスワンカントリー倶楽部美祢コース」(18ホール)を経営し、93年12月期には年収入高約21億円をあげていた。
しかし、バブル経済崩壊以降は、法人・個人ともに来場者数が減少し、2008年9月期(決算期変更)の年収入高は約8億7900万円に低迷、減損会計を適用したことで約26億5700万円の最終赤字となり、債務超過に転落した。
その後もリーマン・ショックや東日本大震災発生による自粛ムードなどから来場者数はさらに落ち込み、2013年9月期の年収入高は約6億3000万円にとどまるなど、厳しい経営状況が続いていた。
負債は約50億円の見込み。
・・・・ ここまで ・・・・
・レークスワンCC URL=http://www.lakeswan.jp/ (表示方法)
・レークスワンCC 美称C URL=http://www.lakeswan-mine.jp/
レークスワンCC(昭和50年10月開場、兵庫県加東市秋津1990-89、TEL:0795-47-0511)は,中国自動車道・ひょうご東条ICより8q、JR宝塚線(福知山線)・新三田駅から30分に位置し、要所を広くとったフェアウェイに池が点在する丘陵コース。
レークスワンCC美称C(昭和53年6月開場、山口県美祢市豊田前町麻生下、TEL:0837-57-0005)は、中国自動車道・小月ICより21q、JR山陽本線・小月駅から約30分に位置する丘陵コース。
同CCの経営は、鴻池組の関連会社・鳳興産(株)だったが、平成24年8月8日に同社の株式を建設仮設機材の製造・販売の(株)三共(大阪市、真田孝範代表)のグループで不動産売買等を行っているSKハウジング(株)が取得し、三共グループの(株)サンキョウホームの小川富士男社長が鳳興産の代表に就任していた。ゴルフ場法人は現名称に変更していたようだ。
レークスワンCCの過去の経緯
ちなみに、名義書換は停止中で会員権相場は建っておりません。会員数は正・平・終身会員合わせて約700名強と、かなり少ない(年会費は4万6千円=税別)。
↓↓↓ 平成26年7月1日追加
レークスワンCCの経営会社・セントラルゴルフマネジメント(株)は6月12日、大阪地裁において民事再生手続の開始決定を受けた。再生債権の届出期間は今年の7月31日まで、再生債権の一般調査期間は同年11月7日〜21日までとなっている。
↓↓↓ 平成27年4月7日追加
レークスワンCC、グループ支援型の再生計画案を配布
平成26年6月12日に民事再生手続の開始決定を受けたレークスワンCCの経営会社・セントラルゴルフマネジメント(株)は3月下旬頃、グループ支援型の再生計画案を会員を含む一般債権者に配布した。同計画案の決議を問う債権者集会は、4月24日に開かれる(4月17日締切りの書面投票と併用)。
計画案の骨子は、
同社は再生計画認可決定確定後に2000万円(4万株)の資本金全額を減資し、新たに4万株
(2000万円)を発行(株式は(株)三共のグループ会社が取得して再建を支援)。
(株)三共(大阪市 真田孝範代表) URL=http://www.sankyo-sea.jp
会員(約1000名)に関する再生条件は、
・預託金会員全員に預託金(総額約13億円)の13・1%を一括弁済
・継続会員には無額面のプレー会員権(譲渡可)を無償で発行
↓↓↓ 平成27年5月12日追加
レークスワンCC、再生計画案が可決
民事再生手続中のセントラルゴルフマネジメント(株)(申請代理人=中村誠広弁護士)は、4月24日に再生計画案の賛否を問う債権者集会を開催、出席債権者数98%(507名中、497名)、議決権総額96%超の賛成多数で再生計画案を可決し、同日、大阪地裁から認可決定を受けた。
既報通り、同社の再生計画案はグループ支援型で、2000万円(4万株)の資本金全額を減資し、新たに発行した4万株(2000万円)を同社のグループ会社が取得して再建を支援するというもので、会員への弁済条件は既報通りとなっている。
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