相鉄グループの相鉄ホールディングス(株)(鳥居眞社長)は、100%子会社で「甲府国際カントリークラブ」(18H、山梨県笛吹市御坂町下黒駒3193)を経営する相鉄ゴルフ(株)(伊藤修二社長)の全株式を、今年12月21日に(株)市川ゴルフ興業に譲渡する旨を10月31日、自社ホームページ「ニュースリリース」で発表した。
相鉄グループ URL=http://www.sotetsu.co.jp
子会社間の会社分割及び子会社の株式譲渡に関するお知らせ
掲載元URL=http://www.sotetsu.co.jp/news_release/121031_03%20.pdf
平成24年10月31日
相鉄ホールディングス(株)
代表者名代表取締役社長 鳥居眞
当社は、本日(平成24年10月31日)開催の取締役会において、平成24年12月21日をもって当社の完全子会社である相鉄ゴルフ(株)の全株式を譲渡すること、及びかかる株式譲渡に先立ち、当社の完全子会社である(株)キャピタルプロパティーズの甲府国際カントリークラブに関して保有する資産に係る不動産管理事業に関する事業を、相鉄ゴルフ(株)に承継させる会社分割(吸収分割)を行うことを決議しましたのでお知らせいたします。
1.本株式譲渡及び本会社分割の目的
相鉄ゴルフは、昭和39年に創立され、翌昭和40年9月に御坂国際カントリークラブ(昭和41年に甲府国際カントリークラブと改称)の営業を開始して以来、会員制ゴルフ場としてサービスを提供してまいりました。
しかし、景気の低迷、レジャーの多様化によりゴルフ場利用者数が減少していることや近隣に競合するゴルフ場の建設が進んだことによる競争の激化から事業環境は一段と厳しさを増しております。
今後もゴルフ場施設の老朽化進行による大規模な設備投資も必要であり、ゴルフ場業界の状況を勘案した場合、現行規模の運営体制では相鉄ゴルフの収支改善は困難であるため、今般、当社が保有する同社全株式を株式会社市川ゴルフ興業に譲渡することといたします。
また、株式譲渡に先立ちキャピタルプロパティーズの保有するゴルフ場資産をゴルフ場運営を行う相鉄ゴルフに一体化させるため、キャピタルプロパティーズが営んでおりますゴルフ場資産管理事業について、同社から会社分割し相鉄ゴルフに承継するものであります。
・・・・ 中 略 ・・・・
株式の譲渡先
(株)市川ゴルフ興業(東京都練馬区大泉学園町8-18-10
市川金次郎代表取締役社長
・・・・ 以下略 ・・・・
↓↓↓ 平成24年11月19日追加
既報通り、(株)キャピタルプロパティーズの甲府国際カントリークラブに関して保有する資産に係る不動産管理事業に関する事業を、相鉄ゴルフ(株)に承継させる会社分割(吸収分割)を行うことを11月16日付け官報にて公告した。
|
ちなみに、相鉄ホールディングス(株)の不動産管理業に係わる資産及び負債、これに付随する(雇用契約を除く)一切の権利義務を平成22年5月27日、会社分割により設立する(株)キャピタルプロパティーズに承継させることを決議し、同年7月1日に継承されていた(下記参照)。
掲載元URL=http://www.sotetsu.co.jp/ir/news/archives/irnews_100527_02.pdf
なお、債務の承継は、免責的債務引受の方法によるものとし、分割会社及び承継会社とも、本会社分割の効力発生日以降に履行期が到来する債務につき、履行の見込みがあると判断しているという。
免責的債務引受とは
引受け人が債務を債務者にかわって負う契約で債務者は免責されます。債務者の意思に反して債権者との間でこの契約をする事はできません。債務者と引受人の間でこの契約をする場合は債権者の承諾が必要になります。
|
また、相鉄ゴルフ(株)は(株)甲府国際カントリークラブに商号変更する予定。
株式の譲渡による経営交代のため、同CC会員(約750名)の預託金を含む権利・義務に変更はなく、当面は現状通り営業を行うようだ。
市川ゴルフ興業グループゴルフ場 http://www.kazancc.jp/group.html
↓↓↓ 平成25年3月25日追加(市川ゴルフ興業グループ関連)
平成25年3月29日、自己破産の大山カメリアCC(富山)を4800万円で買収
|