昨年9月24日に閉鎖した「ガーデンバレイカントリークラブ」(27H、福島県石川郡浅川町五輪堂朋88)の用地を、台湾のギガソーラーマテリアルズが日本での太陽光発電事業に進出するため設立した持ち株会社の永和電力(東京)が買収して、メガソーラー発電所を建設することが判明した。
ギガソーラーマテリアルズは、太陽電池の電極部分に使う導電性を持つ素材(ペースト)を製造する台湾大手企業で、近年急成長し台湾の株式市場に上場しているという。
設計や施工等は、坪井工業(株)(東京都中央区銀座2-9-17、TEL:03-3563-1301、坪井晴雅 代表取締役社長)が担い、10月25日に地鎮祭を行い本格工事を開始する。
坪井工業(株) URL=http://www.tuboi.co.jp/
開発面積は約124へクタール、出力は1万6800KWで一般家庭約5000世帯が1年間に使う電力を発電する計画。その内の1万4000KWを東北電力に売電(1KW=42円)するというもので、平成27年春の完成を目指すという。
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台湾系の永和電力が閉鎖したガーデンバレイCCの用地を利用して、メガソーラーを建設する計画(出力1万6800KW)であると報じたが、規模などの関係から着工が遅れており、今年夏までには坪井工業の施工で着工する模様。
また、先行して日本企業で不動産業のテンワス(株)(平成7年設立、東京都港区虎ノ門4-3-1、TEL:03-5408-5011、南文雅貴代表取締役)も同用地を利用してメガソーラー「テンワスソーラー浅川発電所」(年間500世帯分の発電量)を建設、7月4日には完成の式典を催したことが判明した。
テンワス(株) URL=http://www.temwas.co.jp/
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