平成3年に着工、世紀東急工業がコース・ハウスを施工し、6年10月にオープンも、18年12月にゴルフ場会社の株式をファンド会社に売却しパブリック運営となっていた「ロイヤルフォレストゴルフ倶楽部」(水戸市谷津町707、TEL:029-253-4311)を、同じ茨城で城里GCを経営する(株)ノザワワールド(野澤敏伸代表取締役)が1月30日に傘下に収め、経営交代したことが判明した。
経営会社・(株)ロイヤルフォレストゴルフ倶楽部の株式を外資系の投資ファンド会社から同日取得、同社の代表者に野澤代表の長男の野澤康博氏が就任したというもの。
ノザワワールドグループは、平成16年に城里GC(旧・CC・ザ・ウイングス)を買収してゴルフ場事業に参入、19年にはカワカミバレーCC(長野、旧・カワカミヴィラージュCC)を買収し、ロイヤルフォレストGCで3コース目となる。
同GCの総事業費は約180億円で、設計は宮澤長平氏、設計監修を岡本綾子プロが担当、施工はクラブハウスを含め世紀東急工業が担当も、バブルが崩壊していた時期で会員募集も上手くいかず、ゴルフ場会社を子会社化し、既報通りゴルフ場会社の株式をファンド会社に売却していた。
当時の会員には預託金を返還しパブリックとなり、ファンド会社も投資目的で買収したものの事業譲渡先を模索していたようだ。
↓↓↓ 平成24年6月25日追加
平成24年5月14日、「ロイヤルフォレストゴルフ倶楽部」→「雲雀ゴルフ倶楽部」に名称変更
↓↓↓ 平成26年9月16日追加
雲雀ゴルフ倶楽部(茨城)、平成26年11月30日をもって閉鎖
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