一季出版(株)発行のゴルフ特信(東京都台東区浅草1-9-13、TEL:03-3864-7821)調査により、平成22年度(22年3月〜23年2月)の首都圏(東京を除く、新潟、長野、山梨、静岡含む関東10県)のゴルフ場入場者状況がこのほど明らかになった。
調査によると、10県のゴルフ場数は915施設、延べ入場者数は3636万9054人(前年116万3488人、3・10%減)と21年度の増加(1・37%)から一変して、6年ぶりの減少となったことが判明した。 県別で見ても、10県全て(カッコ内はゴルフ場数)で前年割れとなっており、
・新潟県 |
(47) |
6・58%減 |
・埼玉県 |
(86) |
5・13%減 |
・長野県 |
(77) |
3・45%減 |
・茨城県 |
(127) |
3・35%減 |
・群馬県 |
(86) |
3・11%減 |
・神奈川県 |
(52) |
2・90%減 |
・栃木県 |
(140) |
2・71%減 |
・静岡県 |
(96) |
2・53%減 |
・千葉県 |
(163) |
2・14%減 |
・山梨県 |
(41) |
1・70%減 |
猛暑、降雪が大きく影響したようだ。尚、1施設平均入場者数は3万9704人(1182人減)となっている。
ちなみに、来年度は東日本大震災の影響が甚大でかなりの落ち込みとなりそうである。ゴルフ特信でも震災が起きた3月の動向を調査しているが、前年同月比で111万4244人、率にして42・29%の減少であったようだ。
ゴルフ会員権平均相場も2月の171万円から3月161万円と、一挙に10万円もダウンしている。6月に入っても値下がり傾向は続いており、福島県の原発近くでは廃業に追い込まれるゴルフ場も出てきそうで、原発問題が早く解決してくれることを願うばかりである。
↓↓↓平成23年6月22日追加
非課税利用者状況(18歳未満、70歳以上)
非課税利用者数は435万8687人(前年26万1708人、6・39%増)で、延べ入場者数にに占める比率は12・00%となったことが判明したが、伸び率で見ると前年度までは2桁台(17年19・23%増、18年21・15%増、19年13・24%増、20年11・75%増、21年12・55%増)の伸びが、22年はかなりの落ち込みとなっている。
県別では、延べ入場者数の10県全て前年割れに反して、前年を上回っている
・千葉県 |
84万1618人 |
7・38%増 |
・神奈川県 |
57万9919人 |
2・35%増 |
・埼玉県 |
57万5149人 |
2・40%増 |
・茨城県 |
53万1510人 |
8・69%増 |
・栃木県 |
49万1201人 |
9・90%増 |
・静岡県 |
48万6522人 |
2・90%増 |
・群馬県 |
33万6176人 |
7・00%増 |
・長野県 |
23万9652人 |
6・28%増 |
・山梨県 |
16万4679人 |
9・41%増 |
・新潟県 |
11万2261人 |
8・42%増 |
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