『 グリーンヒル瑞浪ゴルフ倶楽部(18H、岐阜県瑞浪市稲津町小里2722)を保有し会員権を発行する(株)岐阜東濃土地建物(資本金1000万円、岐阜県関市小迫間東別所852、代表福川恵璽氏)は、平成23年2月3日に名古屋地裁へ民事再生法の適用を申請し、保全命令を受けた 』と報じたが、
申請代理人の藏冨恒彦弁護士は、このほど自主再建型の再生計画案をまとめ、会員を含む一般債権者に再生計画案を配布したことが判明した。
会員等への弁済率及び条件等は、
・退会会員は預託金の97%カット、残り3%を一括弁済
(来年の1月末までに退会届を提出し、3月頃に弁済)
・継続会員は3%が新預託金(据置期間は不明)
額面480万円と400万円は4分割(募集当時の会員権)
額面240万円と200万円は2分割(先に2分割した会員権)
・名義書換再開時は、来年4月頃を予定(5年間は、1回限り名変料を無料)
再生計画案が確定した後の会員権は、分割額面120万円が3・6万円、額面100万円が3万円の新証券となることになる。尚、現会員数は1100名だが、分割により当然、会員数は増える(但し、退会会員の数によるが)。
計画案の賛否を問う債権者集会は行わず、10月21日締切の書面投票で決議されるという。
グリーンヒル瑞浪ゴルフ倶楽部 URL=http://www.greenhill.co.jp
↓↓↓ 平成23年11月1日追加
既報通り、再生計画案の賛否を問う決議が10月21日締切の書面投票で行われ、出席債権者数95%、議決権総額90%以上の賛成多数で可決し、同月25日に名古屋地裁から認可決定を受けたことが判明した。
会員等への弁済条件は前述通りで、1口の新預託金は3・6万円と3万円になり、据置期間は15年となっている。また、名義書換再開時期は来年の4月を予定しているという。
↓↓↓ 平成24年4月26日追加
平成24年4月13日付けで名古屋地裁から再生手続き終結の決定を受ける
再生手続きでの退会者は150名ほどで、4月1日から名義書換も再開したという。
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