茨城県日立市に本拠を置くゴルフ場運営の「日立観光開発(株)」は、1月20日付で水戸地方裁判所へ民事再生法の適用を申請し倒産したことが明らかになりました。
1966年に設立の同社は、その翌年にゴルフ場「日立ゴルフクラブ」をオープン。全18ホール・パー72の丘陵コースで、難易度の高さから上級者を中心に支持を得ていました。
しかし、ゴルフ人気の一巡や近隣施設との競争激化で客足が落ち込むと業績が悪化。このままでは預託金返還請求への対応が困難と判断し、自力での再建を諦め今回の措置に至ったようです。
信用調査会社などによると負債総額は預託金を中心に約20億円で、今後は営業を続けながら経営再建を目指す見通し。
↓↓↓ 平成23年8月25日追加
8月31日に、再生計画案の賛否を問う債権者集会が開催される(24日締切の書面投票と併用)。
↓↓↓ 平成23年9月7日追加
既報通り8月31日に、債権者集会が開催され、賛成多数で再生計画案が可決し、水戸地裁より同日認可決定を受けた。計画案は自主再建型で弁済率は2%となっている。
↓↓↓ 平成26年11月10日追加
平成26年10月20日付けで、水戸地裁より民事再生手続終結決定を受ける
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