郡山ゴルフ倶楽部を経営の（株）山田が民事再生法を申請

　郡山ゴルフ倶楽部を経営の（株）山田（福島県郡山市三穂田町山口大窪12、ＴＥＬ024-954-2011、代表：岡田勇次）は10月15日民事再生法の適用をした。申請代理人は熊谷信太郎弁護士（電話03-3597-0013）ほか。

　負債額は約13億円。民事再生のためゴルフ場はそのまま営業されている。

　ゴルフ人口が減りジリ貧に陥ったため今回の事態となった。尚、名義書換は同日より停止した旨です。

　 　　　　　↓↓↓

　会員数は1066人（個人・法人）で、債権者説明会は10月20日に郡山市、27日に都内で開かれる模様。

　民事再生中の郡山ゴルフ倶楽部の経営会社・（株）山田は、スポンサー候補にゴルフ場事業を譲渡する再生計画案をまとめ、会員など債権者に配布。

　計画案は2社入札中、食材専門卸商社の高瀬物産（株）（東京都中央区）の提示条件が最も良く、同物産の100％子会社・郡山観光（株）との間で、ゴルフ場事業譲渡に関する基本合意を得た模様。

　郡山ゴルフ倶楽部（福島県郡山市）の経営会社・（株）山田の債権者集会が東京地裁で3月9日に開かれ、投票総数・総議決権額ともに再生法の可決要件を満たし再生計画案が可決、同日同地裁から認可決定を受けた。

　会員に対する弁済条件は、再生計画認可決定確定の日から2カ月を経過した日に12％を支払い、残余財産の換価・回収を行って残額がある場合は、第2回の弁済を行うとなっている。

　再生計画案の概要

　・郡山観光（株）が2億6千万円を拠出し、（株）山田はゴルフ場事業を譲渡する。

　　・（株）山田は、ゴルフ場事業譲渡代金及び残余資産を換価し弁済原資に充てる。
　　　その後に同社は解散する。

　　・第一回弁済は、債権額の12％とする。

　　・再生計画認可決定確定後1ヶ月以内に退会届を提出しなかった会員を継続会員とする。

　　・継続会員へ追加金の徴収はしない。

　　・再生債権総額は、1056名に対し約12億8,703万円。

　　　　　　↓↓↓

　平成25年11月18日、 東京地裁より再生手続終結決定を受ける。

　　　　　　↓↓↓

　平成25年年12月12日（株）山田は清算結了