札幌藤の沢すずらんゴルフ場が民事再生法を申請

　北海道札幌市のゴルフ場経営業「札幌藤の沢すずらんゴルフ場」（札幌市中央区南12条西18-3-1、今村勝代表取締役、資本金5000万円、申請代理人＝猪股貞雄弁護士、ＴＥＬ011-271-3305）は、3月1日に札幌地方裁判所へ民事再生法の適用を申請し、倒産したことが明らかになりました。

　1965年に設立の同社は、翌1966年に札幌市南区で「札幌藤の沢すずらんゴルフ場」をオープン。札幌市街地から車で約30分のアクセスや、初心者にもやさしいコース設計で利用者を増やしていました。

　しかし、景気低迷の影響で客足が伸び悩むと、近隣に乱立するゴルフ場との競争も激化し業績は悪化。預託金返還への対応で資金繰りが逼迫したため、今回の措置に至ったようです。

　北海道新聞（電子版）などによると、負債総額は約10億円。なお、今後は営業を続けながら経営再建を目指す見通し。

　今年3月1日に札幌地裁に民事再生法の適用を申請した札幌藤の沢すずらんゴルフ場の経営会社・（株）札幌藤の沢すずらんゴルフ場は、債権者に再生計画案を配布した模様。

　弁済率等は、退会会員に預託金の5％を一括弁済、継続会員は会員権を分割（1口は無記名）する再生計画案となっている。

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　平成22年11月22日、再生計画案がお預けに

　10月22日締切の書面投票で決議は可決要件を満たしたが、札幌信用金庫（借入金の約4億3655万円）との別除権に関する締結の遅れが原因とみられている。

　民事再生法の適用申請をした札幌藤の沢すずらんＧ場の経営会社・（株）札幌藤の沢すずらんゴルフ場は、平成22年12月15日、札幌地裁から再生計画認可決定を受けた。

　決議は10月29日締切りの書面投票で行われ、賛成多数で再生法の可決要件を満たした模様。

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　平成23年1月12日付けで札幌地裁より再生手続終結の決定を受ける

　リアルエコノミー（平成27年2月3日付）http://hre-net.com/　によると

　掲載元ＵＲＬ＝http://hre-net.com/keizai/golf/13695/

　既報通り、「札幌藤の沢すずらんゴルフ場」の経営会社・（株）札幌藤の沢すずらんゴルフ場（札幌市中央区南12条西18-3-1）は、平成22年3月1日に札幌地裁に民事再生法の適用を申請し、平成23年1月12日付けで同地裁より再生手続終結の決定を受け再建を進めていた。

　札幌藤の沢すずらんＧ場　ＵＲＬ＝http://www.suzuran-golf.com/　（表示方法）

　しかし、プレー料金値引きや入場者の大幅減、大雨によるコースの土砂崩れや貯水ダムの決壊が重なり、コースの補修費用発生などにより維持管理が難しくなっていたため、一昨年ころから売却先を探していたという。

　結果、道東の土建業者に売却（社名・売却価格は未発表）が決まり、同社はゴルフ場を売却して同地裁に特別清算を申請することになったようだ。北海道新聞（電子版）によると、負債総額は約2億円の見通しだそうです。負債額と売却額の差は債権金融機関の札幌信用金庫が償却するという。

　再生計画案可決により、会員（約450名、北海道新聞発表では約1000名）の預託金総額は約700万円に減額されており、全額返済されるようだ。ゴルフ場は、パブリック運営（前述の土木業者が）で継続される模様。

　　　　　↓↓↓ 平成27年7月1日追加

　（株）札幌藤の沢すずらんゴルフ場、特別清算の開始決定を受ける

　「札幌藤の沢すずらんゴルフ場」の経営会社・（株）札幌藤の沢すずらんゴルフ場（札幌市中央区南12条西18-3-1、代表清算人＝今村勝氏）及び関連会社でスキー場運営の小鳥の村観光（株）（同、同）は、6月19日に札幌地裁より、特別清算開始決定を受けた。

　既報通り、ゴルフ場は道東の土建業者（土地登記では今年2月12日の売買で、（株）藤久（札幌市中央区北四条西7-5 緑苑第2ビル708号の所有となっている）に売却済みで営業は継続されており、ホームページＵＲＬも以前と同じだが、本年度よりコース及び本部の電話番号が下記の通り変更になっている。

　　・藤野コース　　ＴＥＬ：011-594-5011　ＦＡＸ：011-594-5012

　　・本部(平岸)　　ＴＥＬ：011-812-0014　ＦＡＸ：011-825-7198