北海道の廣済堂札幌カントリー倶楽部(36H、北広島市、TEL: 011-377-3111)と廣済堂トムソンカントリー倶楽部(同、同、TEL:011-376-4131)の親会社である上場の(株)廣済堂(長代厚生社長)は、2コースの所有・運営会社・(株)廣済堂札幌カントリー倶楽部(北谷章代表、札幌市)の株式を譲渡することに決め、9月30日に基本合意書の締結を行ったと発表。
(株)廣済堂は発行済み株式の100%に当たる74万株を約7億円で、合同会社ケイ・アンド・ケイ(東京都港区西新橋2-22-2)に10月(予定)に譲渡。同社は、ゴルフ場の再生及びゴルフ場運営事業を行うことを事業内容としている。
廣済堂グループは、平成15年12月9日に廣済堂平ゴルフ倶楽部(福島県)、現・新たいらCC)をライオンゲイングループに売却、平成19年2月4日にはイギリスに所在するオールドソーンズゴルフコース(パブリック制、18H)を現地企業に譲渡しており、今後も海外を中心に売却する可能性が高くなった。
同グループでは「経営効率及び財務体質の改善を図るため」と今回の譲渡理由を語っている。グループのゴルフ場はこれで国内4コース、海外4コースとなる。
尚、会員(札幌CC約2000名、トムソンCC約300名)の権利・預託金は従来通りと説明している。廣済堂トムソンCCは来年償還期限が到来するという。
当面は現体制で運営される模様で、ケイ・アンド・ケイについては、同事業取得のために設立された国内系の事業会社とみられ、運営体制その他は今後構築されるようだが、現在のところ詳細は不明となっている。
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廣済堂グループゴルフ場売却関連ニュース
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平成21年11月20日、株式譲渡の本契約を締結
株式譲渡価額は約6億3500万円、ゴルフ場名はは当面現行通りという。
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平成22年5月28日、(株)廣済堂札幌カントリー倶楽部が民事再生法を申請 |