昭和35年11月正式開場の箕面ゴルフ倶楽部(18H、大阪府池田市畑3-11、TEL072-751-6901)は、ペン卜1グリーン化工事が9月末で終了したのを記念して、10月1日から正会員の名義変更の先着100名に限り、名変料を52万5千円から31万5千円に減額する。
同倶楽部経営の箕面観光開発(株)は、平成14年に再生計画案が成立。高額会員権の分割により一時的に会員数が増加したが、同倶楽部によると高齢化による権利放棄等でこの7年間に374名が減少し、平成21年8月末の会員数は正会員2168名(奈良柳生CC平日プレー権付正会員136名含む)、週日会員330名、婦人会員78名、平日会員512名になったという。
本紙既報通り、週日会員の正会員ヘの移行提案により、週日会員が若干減った分、正会員が増えている。
同倶楽部によれぼ、「1グリーン化工事終了記念の他、来年開場50周年を迎える。名変活性化で低迷している会員権相場を民事再生申請前の70〜80万円まで戻して会員に還元したい」と話している。
年間通常150〜200件あった名変件数は100件弱に落ち込んでおり、今回の対策により、相場が回復すると期待している。
一方、ぺント1グリーン化工事は、営業しながら除々に行っていたもので、最新の2番グリーン工事は9月末に終了した。前後にあったグリーン手前部分の芝播種を終了、今は手前グリーンは修理地扱いながら養生を待って、全面使用を開始する。
1グリーン化の工事を行っていないのはP3の6番と8番のみで、これらは1グリーン化の必要性は低いので当面2グリーンを維持する考えとしている。
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