(株)伏見桃山ゴルフクラブ(TEL:06-6364-2715)は昭和38年設立で、京都市伏見区にある伏見桃山ゴルフコース(9H、3,200Y、P35、昭和42年開場、TEL::075-641-8211 )の経営・運営していたが、平成13年にゴルフ場の土地・建物を米国外資系のファンド会社に売却し、運営のみを行っていた。
しかし、利用税の滞納や従業員の給与も支払えない状況により、平成20年1月には会社清算に着手し運営受託も同年5月に解消、徳永弁護士が代表清算人となり清算業務を行っていた中、利用税の法的処理などに問題が発生したため、自己破産を申請し、8月3日に京都地裁から破産開始決定を受けた。
申請代理人は山西美明弁護士、破産管財人は岩永達也弁護士が選任されている。
米国外資系のファンド会社は、マハリシ・グローバル・ディヴェロップメント・ファンド(東京事務所:東京都新宿区西新宿7-4-10 西新宿GSビル、TEL:03-3365-2101 日本での代表:鈴木志津夫氏)。
ゴルフ場は、(株)新伏見桃山ゴルフクラブがマハリシ社から運営受託(昨年6月)して営業していたが、伏見桃山ゴルフコース(株)(正田秦裕代表取締役)が新伏見桃山GCから受託(今年3月)して、営業を行っているという。
同ゴルフ場は京都駅から約7キロ(車で約15分)とアクセスも良く、コースも整備等を行い来場者も増えているようで、同代表は「営業面では改善に向かっている」という。
尚、(株)伏見桃山ゴルフクラブの負債は4403万円余となっており、財産はほとんどなく配当資金の確保は不可能で商事時効で消減となる模様。
↓↓↓ 平成26年5月15日追加
平成26年7月1日をもって伏見桃山GCを閉鎖しメガソーラーを建設
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