三井不動産グループでゴルフ場やホテル等運営のリゾートソリューション(株)(リソル、東京都新宿区)は先ごろ、平成22年3月期第1四半期の連結業績を公表したが、同期に運営受託コースに変化があったことを明らかにした。
同期(4〜6月)の売上高は51・81億円(前期比16・3%減)で、営業利益は0・66億円の損失(122・5%減)、経常利益は0・39億円の損失(114・6%減)、当期純利益は0・39億円の損失(115%減)となった。
ゴルフ場運営事業は、京都のゴルフ場の運営を受託するなど順調に推移したと報告。開発事業ではゴルフ場、ホテル及び旅館の再生に注力するも成約案件はなかった。
同四半期決算については、企業収益の減少や個人消費の低迷を背景として、ビジネス及びリゾート需要が弱含みとなっていること等が影響して減収減益となったという。
京都のゴルフ場はJR西日本系のグランベール京都GC(36ホール、船井郡京丹波町)で6月1日から平澤潔氏が支配人に就任し、運営指導に乗り出している。
また運営受託していた那須伊玉野CC(27ホール、栃木県那須郡那須町)は今年4月末で契約を解消、昨年に韓国系となった同CC経営の那須伊玉野カントリークラプ(株)(高聲振代表取取締役=昨年12月29日就任、本社=コース、旧・藤和カントリークラブ(株))の直営となっている。
なお、22年3月期の通期予想は、売上高250億円(1・1%減)、営業利益14・5億円(41・9%増)、経常利益14億円(20・6%増)、当期純利益6・5億円(16・5%増)で変更していない。
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