平成18年2月に「広島紅葉カントリークラブ」を買収し、ゴルフ場事業に参画したジャスダック上場の(株)A.Cホールディングス(小林壮貴社長、東京都港区芝大門2-2-1大門KSビル、TEL:03-5473-7722、資本金35億円)は、平成21年4月27日に福島県の「福島空港カントリークラブ」(須賀川市太字狸森字長沢1、TEL:0248-79-3101)を競売で落札し傘下に収めたことが判明した。
同CCの福島地裁郡山支部での競売入札(売却基準価額1億3194万円)で、保有会社・須賀川開発(株)から落札、3月24日に競売許可決定を受け、4月27日に買取代金の4億2875万円を支払い取得したというもの。
同CCは、5月1日から「福島空港GOLF CLUB」に名称変更して、子会社の(株)A.Cインターナショナルが運営を開始しており、これでグループ保有ゴルフ場は新潟県の「米山水源CC」や兵庫県の姫路相生CC等を含め5コース目(運営1コース)となった。
同CCは、昭和54年にすか川高原カントリークラブとしてオープンも、資金難により平成10年7月に経営交代し、その後ゴルフ場名を福島空港CCに変更し、運営を(株)ワシントンリゾートに委託(ワシントンは、旧会員に対し30万円の追徴金を要請)し、須賀川開発(株)と同リゾートの2種類の会員権を発行して運営してきた経緯をもつ。
(株)ワシントンリゾートは、昭和63年開場の「西南CC」(群馬県藤岡市上日野字細谷戸649、TEL:0274-28-0800)を平成9年に買収し、ゴルフ場名を藤岡温泉CCに変更(会員に追徴金20万円を要請)し、ゴルフ場経営に初参画している(福島空港CCは第2弾)。
新体制となった福島空港CCでは、預託金(須賀川開発発行)は引き継いでいないが、会員(1000名強)のプレー権の変更はない。また、ワシントンリゾートは退会により請求があれば、同社保証分の預託金返還に応じると話しているという。
尚、A.Cホールディングスとワシントングループの(株)ワシントンリゾートは、提携関係(ゴルフ場会員業務等に関し)にあり、同CC使用のワシントンのポイントカードは今後も使用可としている。
↓↓↓ 平成24年6月28日追加
平成24年7月2日、(株)A.Cホールディングスがゴルフ場の固定資産を譲渡し経営交代
譲渡先は、エスリッチ・キャピ夕ル(株)100%子会社で不動産・貸金業・投資業のレッドテールキャピタル合同会社で、売却代金は1億6000万円。メガソーラーを模索する可能性も。
↓↓↓ 平成24年7月18日追加
レッドテールキャピタル合同会社への譲渡が譲渡代金の未払いで白紙に
↓↓↓ 平成25年1月9日追加
平成25年1月15日(平成24年12月26日締結)に、サニーヘルス(株)に譲渡(1億6千万円)
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