平成20年8月に双園GC(栃木)と四万十GC(高知)を売却し、不採算ゴルフ場の整理を行っている(株)アコーディア・ゴルフ(TEL:03-6688-1500、竹生道巨社長)は、4月6日付けで兵庫県の「播州カントリークラプ」と石川県の「金沢ゴルフクラプ」をチェリーゴルフグループ(TEL072‐621-2266)の(株)ナンノHD(南野洋代表、大阪府摂津市)に譲渡したことが判明した。
2月13日に株式譲渡契約を締結し、両ゴルフ場の経営会社・スポーツ振興(株)及び(株)アコーディアAH23がそれぞれ会社分割し、新経営会社・(株)播州カントリークラプと(株)金沢ゴルフクラブを設立、発行済み全株式を(株)ナンノHDに譲渡したもの。
両ゴルフ場の平成20年3月期の業績は、播州CCが2000万円、金沢GCは1億円の損失となっており、アコーディアは今回の2コース売却に伴う株式譲渡により約1億2000万円の売却益を確保し、平成22年3月期決算で計上する模様。
尚、両ゴルフ場共に会員の権利・義務及び預託金等の全てをチェリーゴルフグループが承継し、会員のプレー権の変更は全くない。また、同グループでは「播州と金沢は”チェリーゴルフ”の冠は付けず、名称変更もしない。グループコースとの相乗効果を期待したい」と話しているという。
ちなみに、同グループの保有するゴルフ場数はこれで11コース(他に建設中1コース)となった。
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■平成20年8月20日
双園GC(栃木)と四万十GC(高知)をアコーディア・ゴルフが売却へ
■平成20年10月中旬
那須グリーンコース倶楽部(栃木)・津山ゴルフクラブ(岡山)をアコーディア・ゴルフが売却を表明
■平成21年2月27日
栗駒GC(岩手)をアコーディア・ゴルフが売却表明
↓↓↓ 平成31年4月2日追加
平成31年3月31日をもって、播州カントリークラブを閉鎖
↓↓↓ 令和3年1月19日追加
令和2年12月15日、金沢GCをチェリーゴルフが明輝建設に売却し経営交代
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