水戸グリーンCC照田C(茨城)や同山方C(同)、夏泊GL(青森)の3コースを経営、平成18年9月7日に自主再建型の民事再生計画が認可決定となった、エビハラスポーツマン(株)(海老原寿人代表取締役、東京都中央区銀座8-17-6ESG銀座ビル、TEL:03-3248-8282)グループは、津軽高原ゴルフ場(青森県平川市小国深沢18-42)を買収することが判明(2月20日付け官報で公告)した。
同ゴルフ場は、西武グループが昭和62年に開場したパプリックコースで、コース設計はアーノルド・パーマー氏が担当した。その後、西武グループの再編により、同ゴルフ場は平成19年6月1日にシティグループの傘下になっていた。
エビハラスポーツマングループが設立した(株)津軽高原ゴルフ場(海老原代表、本社=エピハラスポーツマンと同)が、シティグループのウインターガーデン・リゾーツ(株)(川合宏一代表取締役)から吸収分割により同ゴルフ場の事業を承継するもの。
エビハラサイドは承継前の段階でもあり、詳細についての公表は控えているが、効力発生日は3月30日付けで、それぞれの株主総会の承認決議は3月6日に予定しているという。同グループは同じ青森県で2コース経営しており、津軽高原は3コース目、グループ全体では7コース目となる。
ちなみに、シティグループは同ゴルフ場や鯵ヶ沢高原G場(現・ナクア白神Gコース、青森県)を含め西武グループから5ヶ所のゴルフ場やスキー場、ホテルを取得して昨年4月にチェーンプランドの「ナクア ホテル&リゾーツ」を誕生させていた。
シティグループは今回の売却で傘下ゴルフ場は4コースとなる。
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