1月6日に金沢地裁へ民事再生法の適用を申請した「白山CC松風コース」と「白山CC泉水コース」の経営会社・白山ゴルフ(株)は、再生計画案をまとめて会員を含む一般債権者へ配布したことが判明した。
同社の計画案は、”事実上自主再建型”で、株主責任を明確にするた同社の資本金を100%を減資し新株を発行し、その新株を旧株主(真柄建設は出費しない)が引き受ける内容となっている。
会員への弁済条件は、
・退会会員は預託金を95%カットし、5%を10年の分割弁済(毎年12月末日)
・継続会員は預託金を95%カットし、5%が新預託金(10年据置)
(10年満了後は年2000万円を上限に償還、超えた場合は抽選償還)
一部会員は預託金の償還を受けているが、「償還を受けた預託金額の5%を返還」することを条件に、継続会員と同様の資格を得られる(新預託金は、元預託金の5%)と、全額返還でなく5%返還という珍しい計画案となっている。
尚、別除権者の北國銀行への債務(約4億7300万円)は、とりあえず1億5000万円を10年分割で弁済し、残金はその後に再協議して決める模様。
再生計画案の賛否を問う債権者集会は、2月15日に開かれる。 |