平成14年に「宇治カントリークラブ」(18H、京都府宇治市五ヶ庄広岡谷4)を売却した川崎重工グループは、経営する2コースの内、北海道の「樽前カン卜リークラブ」(昭和38年7月開場、27H、苫小牧市錦岡491、TEL:0144-67-0131)を10月1日付けで(株)アコーディア・ゴルフ(東京都渋谷区渋谷2-15-1、TEL:03-6688-1500、竹生道巨社長)に売却することが分かった。
7月31日にアコーディア・ゴルフが取得表明を発表し判明したもので、樽前CCを保有・運営する不動産会社・(株)カワサキライフコーポレーション(神戸市中央区東川崎町1-1-3、TEL:078-360-5400、代表取締役社長:中村奉修)と同31日に譲渡契約(譲渡価額は未発表)を結んだという。
(株)カワサキライフコーポレーションが10月1日に会社分割により、新会社・(株)アコーディアAH27(資本金1000万円)を設立し、新会社に同CCの施設や預託金・運営に関する事業を承継させた後、新会社の株式を(株)アコーディア・ゴルフが取得し完全子会社化するもの。
歴史のある同CCは、道央自動車道・苫小牧西ICから1キ口とアクセスも良く、コース設計は上田治氏で昨年は日本女子オープンの開催会場にもなっている。
株式の売買による経営交代で、会員(約1004名)の権利(預託金含む)・義務に変更はなく従前通りで、会員へは8月6日に開催する臨時理事会後に通知する予定。
ちなみに、川崎重工グループのゴルフ場は淡路カントリー倶楽部(昭和38年開場、18H、兵庫県淡路市生田田尻字池の谷629)のみになった。
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