6月25日、長崎県対馬市の定例市議会で財部能成市長が、同市峰町佐賀の市有地約165万平方メートルに18ホールのゴルフ場を造る計画を明らかにし、誘致に(株)ユニマットリパティー(東京都港区)が引き受けを検討していることが判明、地元の同意を得るため市や(株)ユニマットRが住民や漁協など関係者への説明会を開く模様だという。
予定として、今年秋頃から測量調査を開始、環境影響評価を2年かけて実施し、県の開発許認可を取得、平成23年の着工、25年1月のオープンを目指し、50人以上の雇用を見込むという(但し、説明会で関係者の同意が得られた場合の話)。
商工課の話では、同市には現在対馬ゴルフ倶楽部(河川敷、6H、上県町飼所)があるが、観光客が呼べる本格的ゴルフ場もなかったという。計画用地は旧・峰町が、平成3、4年頃にリゾート開発用地として取得していたもので、三セクにより9ホールのゴルフ場計画もあったが、立ち消えになっていた。
対馬空港からは50分程度で対馬島の中央部の半島に位置し、その半島のほぼ全域が用地となっているなど景観は良いという。
ちなみに、対馬空港から5分の旧・美津島町大船越地区約150万平方メートルに対馬CC(18H計画)の計画があり、韓国資本で工事再開するのではないかとの観測も最近出てきたが、平成4年に一部建設工事に着手したあと工事は中断したままとなっている。
↓↓↓ 平成23年10月26日追加
対馬市峰地区ゴルフ場開発事業について
平成23年7月の定例議会より
ユニマットリバティー社による、峰町佐賀、櫛地区のゴルフ場開発につきましては、平成20年11月25日の議員全員協議会において報告をさせていただいたところですが、世界的な金融不安から国内においても景気の後退色が強まる中、先行き不透明な情勢となり、ユニマットリバティー社は当面経営基盤の確立を目的に事業展開を見直しされた結果、新規の開発案件は凍結との経営判断に至った次第で、対馬市のゴルフ場の開発につきましても一時凍結との方針が伝えられたところであります。
その後、凍結期間を2年間と定め、今日まで事業の方向性を見出すべく協議を重ねてきたところでありますが、ユニマットリバティー社においては、国内外の景気動向の把握と企業業績の回復に努めている状況にあるとのことから、改めて平成24年12月を事業凍結最終期間と定めることとし、今後とも定期的な協議を進めてまいりたいと存じます。
なお、今後双方協議を重ねることとなりますが、凍結期間内においてユニマットリバティー社における内外環境・事業業績により本計画の実施が困難との判断されるに至った場合は、やむなく事業の撤回も考慮せざるを得ない状況も出てこようかと思料されるところであります。
参照元 URL=http://www.city.tsushima.nagasaki.jp/system/images/kaigiroku/h23_07_teirei.pdf
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