ゴルフ場関連－ニュース/法的整理（倒産ゴルフ場）/平成19年8月ー椿ゴルフ

ゴルフ特信より

　平成19年8月のゴルフ場企業法的整理は3件（既設4コース、建設中・認可未着工0コース）となった。

　鷹の巣ＧＣ（広島県）経営の鷹の巣開発（株）（3日申請）、伊東ＣＣ（静岡県）経営の（株）伊東カントリークラブ（29日申請）、瑞浪トーカイＣＣと上宝トーカイＣＣ（共に岐阜県）経営のトーカイ開発（株）（31日申請）、いずれも民事再生法を申請したもの。負債総額については3社計で289億円となっている。

　前年同月は件数4件（既設6コース、建設中・認可未着工0コース）、負債総額が732億円だったことから、今年8月はこれに比べて件数で1件減（既設2コース減、建設・認可未着工増減なし）、負債総額では443億円の減となる。

　件数はほぼ前年並みのペースで推移しており、負債総額は日本ゴルフ開発（株）（3コース経営、負債総額430億円）のような大型倒産がなく、3分の1強まで縮小した。

　また今年1～8月の累計を見ると、件数は26件で前年より3件減少しているが、負債総額では3631億円で前年比318億円の増加。

　なお、平成2年からこれまでに法的整理を行った企業の累計は562件で、既設コースは712コース、建設・認可コースは48コースを数えた。負債総額は14兆9221億円となっている。

ゴルフ場企業法的整理件数

各月未段階、「法的整理」は再生法・更生法・破産・特別精算等の申請含む、「再生法申請」は2次申請含む、
「累計」は法的整理が平成2年以降、再生法申請が平成12年4月以降

過去5年間の法的整理推移
（負債合計の単位は億円）

一季出版株式会社発行のゴルフ特信を参照させて頂きました。