(株)アコーディア・ゴルフ(東京都渋谷区、竹生道巨社長、TEL03-6688-1500)は、 レストランの運営受託等を行う(株)ハーツリーレストランシステム(東京都渋谷区道玄坂1-21-14、TEL03-5428-6291、國光裕代表取締役、資本金1億1500万円)を来年4月1日までに完全子会社化すると発表した。
ハーツリーは、國光代表がゴールドマン・サックス(GS)グループの支援を受けて、主にアコーディア系列ゴルフ場のレストラン運営を目的に平成14年9月に設立。
現在も、アコーディア系列ゴルフ場のレストランの運営受託がメインの事業となるが、そのほかに居酒屋やオーガニックの野菜レストラン等を約20数店舗経営している。アコーディアは、その株式の10%を12月26日に、残り90%を来年4月1日に取得する。
ハーツリーの現株主は、エム・エル・キュー・インべスターズ‐エル・ピー(36%保有、GSグループ)、有限会社ケイズピアッツア(32%、國光代表)の法人2社と國光代表個人(18・3%))等で、取得価額については計33億円と発表している。
ちなみに、ハーツリーの今年3月期の売上高は168億円余(内アコーディア関連の売上げは100億円超とみられる)で、営業利益は1億58百万円、経常利益は1億57百万円、純利益は0百万円。
アコーディアは、株取得について「当社のサービスの4原則の一つ”レストランの充実”を目指すため」と説明し、加えて「連結業績の向上に貢献できる見込み」としている。
なお、ハーツリーは来年の4月までに会社分割等を行い、居酒屋やレストランの経営は切り離す考えようだ。これにより、居酒屋等の経営はアコーディアの系列外になるものとみられる。
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