オリックスグループのオリックス・ゴルフ・マネジメント(株)(OGM、枩埜義敬社長、東京都港区、TEL03-3435-3008)が運営する「きみさらずゴルフリンクス」(18H、千葉県木更津市真里谷2935-7、TEL0438-53-6100)は、10月15日から来年の1月31日までの予定で縁故会員募集を開始する。
募集金額と定員は、正会員231万円(消費税込み)で200口、平日会員(土不可)115万5000円(同)で50口。全額入会金で、無額面で譲渡可(但し、入会から3年間は原則譲渡不可)のプレー会員権となっている。
日本に移住する外国人の入会や未成年者の入会も条件付きながら受け入れる。募集は、同社及び同社の代行契約店が行い、最終会員数は正会員1400名、平日会員400名としている。
同ゴルフ場は、平成元年に真里谷CCの名称で会員制で開場。オリックスグループは4年に競売で取得して傘下に収め、現ゴルフ場名に変更した。
その後の平成12年に、真里谷CC会員を対象に”暫定会員”を正48万円(全額預託金)、平24万円(同)で募集し、暫定的な会員制のゴルフ場になった。
在籍する正180名、平98名の暫定会員は、縁故募集金額の70%を支払えば正式な正平会員として入会できる。また、暫定会員の預託金は来年4月までに全額返還する。
OGMでは、募集に当たって「OGMとしては事実上初の会員募集。是非とも成功させ、系列のパブリックゴルフ場も順次会員制に移行したい」と語っている。
また、きみさらずGLについて、
@ 圏央道の木更津東ICの開通でアクセスが向上(ICから5キロ)、
A 鬼才ピート・ダイが日本で初めて設計したコース、
・・・・などから募集の成功に期待を寄せている。
なお、OGMは募集に当たり、10月2日に関東会員権組合の加盟者を対象に説明会を開き、募集概要を発表し代行契約者を募った。
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