愛知県の森林公園ゴルフ場(パブリック、36H、愛知県尾張旭市大字新居5182-1)が、いよいよ4月1日から新体制での営業に入る。
既報通り、同ゴルフ場は全国で初めてPFI方式を採用して効率的な管理・運営を行う事業案を公募し、ジャスダック上場の(株)ウッドフレンズを中心にしたグループの事業案を選定。
同グループは森林公園ゴルフ場運営(株)(名古屋市東区筒井3-27-24、TEL052-937-0192、前田和彦代表取締役、資本金1000万円)を設立し、昨年4月から同社が調達した資金を投下してクラブハウスの新築やコース改造等を行ってきた。
同社は今年4月1日から20年間、同ゴルフ場の管理・運営を行い、その間の収益で投下資金を回収する。
4月からの運営体制は、現行のキャディ付の歩いてのラウンドから、東コース(18H)は乗用カートによるセルフプレーとし、西コース(同)は乗用カートによるキャディ付のプレーにする。また、同月から新ハウスやコウライからベントに改造したメイングリーンを使用しての営業になる。
プレー料金は、費用概算で東が平日8590円、土日祝日1万2860円、西が平日1万1890円、土日祝日1万6160円で現行料金より心持ち安くなるという。また、65〜70歳未満、70歳以上と2段階に分けて、最大2000円近くの割引料金も設定する。
ゴルフ場の運営は平尾CC(27H、愛知県)を経営し、同社の株主でもある朝日開発(株)が行う。
4月から電話番号も「TEL0561-53-3993」(2月から予約電話として稼働)、ファックスも「FAX0561-53-8993」と変更され、キャディを除く従業員もほぼ一新されて支配人には鶴田浩司氏、グリーンキーパーには安藤安明氏が就任する。
年間入場者数は、月曜休場を廃止するなど運営体制の見直しもあり、当初の平成19年度は17年度より約2万人多い、8万5千人を目標にしている。
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