GCEグループ(熊取谷稔代表)関連のマミヤ・オブティカル・セキュリティシステムズ(株)(マミヤOS)が、三田国際ゴルフクラブ(18H、兵庫県三田市大川瀬1167、TEL079-568-1371)を系列ゴルフ場に加えたことが、先ごろ分かった。
マミヤOSは、同GCを経営する関西観光開発(株)の株式の過半数を取得した上で、昨年12月8日に開かれた同社の臨時株主総会で、マミヤOSから戸澤茂氏が代表取締社長に就任した。
新経営陣は、管理不十分だった同GCのリニューアルを実施する。1月15日から4月25日までコースをクローズし、コース部分は、法面が崩落して約10年も放置したままになっていた18番ホールを修復するとともに、乗用カート導入のためのカート道路の工事やコース整備などを行う。
クラブハウスは、配管やロッカーを含め一新し、浴室やトイレ等も全面改修する。また将来的にはグリーンをベントにする計画という。工事終了後の4月26日にはオープンセレモニーを行い、営業を再開する予定。
株主の交代ということから、約800名在籍する会員の権利義務は変更ないとしている。また、預託金(50万円)については、請求があれば返還に応じるとしている。
ちなみに、同GCは平坦な林間コースで、中国自動車道・吉川ICから5キロとアクセスも良いが、メンテナンスが悪いことやレストランの営業も支障があったことなどから、利用者数は年間2万人程と不人気だった。今回のリニューアルで、かなりの利用者増が期待できそうだ。
なお、マミヤOSの系列ゴルフ場はムロウ36GC(36H、奈良県)と建設中で今年9月に9ホールで仮開場予定の神戸CC神戸コース(18H計画、兵庫県)を含め3コース目となった。
またGCEグループとしては建設中の2コースを含め13コースとなる(他、建設中1コースを地位承継手続き中)。
|