ロイヤルカントリークラブを染宮製作所が買収

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ロイヤルCC(栃木県)染宮製作所オーナーがTOBでゴルフ場企業の株式取得

ゴルフ特信より、平成21年1月7日

 最近は、阪急ホールディングスによる阪神電気鉄道株式の取得など、TOB(株式の公開買付け)による企業買収が増えているが、ゴルフ場企業でもTOBによる企業買収が成立したことが分かった。

 この企業は、昭和49年開場のロイヤルカントリークラブ(36H、栃木県河内郡上河内町、TEL028-674-3321)を経営する(株)オーアンドエムグリーンクラブ(小野塚久信社長、東京都千代田区)。同社はゴルフ場を施工した大木建設が中心となり、その関連企業や松屋、それに株主会員制として正会員が出資している、同CCの資産保有会社。

 公開買付かを行ったのは、(株)染宮製作所(さいたま市桜区田島9-19-6、TEL048-710-8041、資本金1000万円)オーナーの染宮公夫氏(東京都文京区)。

 平成18年5月19日に財務省で公開された「意見表明報告書」によると、染谷氏は「高齢化社会の活性化には、心身共に健康な年齢の長寿化が重要。これにはゴルフが最適である」と提唱、オーアンドエムグリーンクラブの取締役会も同構想の下で、社業拡大を図ることが企業価値の向上に繋がるなどとして公開買付かに賛同したという。

 公開買付けの価格は1株に付き7902円で、6月9日に買付けが成立したとしており、大株主だった大木建設と松屋、それに大木建設の関連企業が同買付けに応じた。

 詳細は6月29日に開かれる株主総会後、発表される見込みだが、約2500株、発行済株式の約44%相当を取得した模様。取得金額は約2000万円となる計算だ。

 同CCは入場者減による売上高の減少もあり、年々厳しい状況が続いていたが、大株主だった大木建設が平成16年3月に民事再生法を申請したことにより、信用面でも低下していたという。

 同CCの取締役によると今後は、新大株主の下で施設のリニューアル等を行う方針で、「民事再生など法的整理を行うことなく再建を目指す。(株主となっている)会員のプレー権や処遇は何ら変わらない」という。ゴルフ場運営は従来通り、(株)ロイヤルグリーンクラブが当たる。

 (株)染宮製作所の染宮公夫社長は、既報通り、チサンCC黒羽(18H、栃木県太田原市)を買収し今年2月から営業しており、今回関係者には「新規事業として、2つ目のゴルフ場を取得した」と案内している。

ロイヤルCC(栃木県)・経営会社の会長に染宮公夫氏
ゴルフ特信より

 既報通り、TOBで大株主が交代したロイヤルCC経営の(株)オーアンドエムグリーンクラブは、平成18年6月29日に開いた株主総会で役員人事を決め、大株主となった染谷公夫氏((株)染谷製作所社長)が代表取締役会長に就任した。

 また、前社長の小野塚久信氏は取締役として残り、その他3名は退任、新たに染谷氏側から3名が取締役に就任した。運営会社の(株)ロイヤルグリーンクラブは小野塚氏に代わり、染谷氏が新社長に就任した。

 6月30日に関東財務局へ提出した(株)オーアンドエムグリーンクラブの有価証券報告書によると、染谷氏はTOBの結果、6月8日までに2504株(発行株式総数の43・17%)の株式を取得。

 また銀行に譲渡(平成16年1月)されていた同社の借入金(平成18年3月31日現在、5億7450万円)については大木建設(株)が買い戻し、6月13日に染谷氏に売却した(但し、同借入金に対する返済条件は染谷氏との間で未同意)という。これにより、染谷氏は同社の筆頭株主であるとともに最大の金融債権者となり、同社の財務面を支えることとなった。

 染谷氏は、株主総会で株主である正会員の質問に「会員のプレー権は従来通り」と答えたという。ちなみに、運営会社の(株)ロイヤルグリーンクラブが預かっている会員預託金については、平成12年秋に10年間の延長を決議している。


     ↓↓↓ 平成26年12月12日追加

 平成26年12月5日、ロイヤルCCは18ホールを閉鎖しメガソーラーを建設

 同CCは、平成25年末に隣接するゴルフ練習場跡地に4メガのメガソーラー建設し稼働させており、今回のメガソーラー計画は3倍強の13メガ規模になる。閉鎖した18ホール中の17ホールを利用して、来年2月にも建設に着手する予定で、電力はすべて東京電力へ売電(1KWあたり税込36円)するという。

 今回の閉鎖により同CCの全長は7,043ヤード(アウト3541Y、イン3502Y)のパー72となった。

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