「仙台ハイランドカントリークラブ」(仙台市青葉区新川早坂12)等を経営する(株)青葉ゴルフ(高橋敏明代表取締役、宮城県仙台市青葉区一番町1-4-24、申請代理人=浅野公道弁護士、TEL022-261-6916)は、7月13日を期限とした書面投票の結果、賛成が過半数を超えたとして7月17日付けで、仙台地裁から再生計画案の認可決定を受けた。
同社の再生計画案は自主再建型で、仙台ハイランドCCとミヤヒル36GC(18H、宮城県黒川郡大和町)、それに遊園地、ゴルフショップ等の事業を続けながら運営収益により債権者に弁済して再建を目指す考え。
既報通り、弁済条件は退会会員は98%カットの2%を一括弁済、継続会員は平成30年まで預託金を据置とし、同年以降退会する場合は、年間2千万円の範囲内で退会者に按分して弁済する。
ただし、預託金は平成30年で30%、31年40%と徐々に弁済率が増加し、平成37年以降は預託金のカットはなく、年間2千万円の範囲内で弁済することとなっている。
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売却損による損益通算は可能です。「預託金+プレー権」は継続されますので、税金の還付は受けられます(国税庁の見解)。
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平成22年11月29日、仙台地裁から再生手続終結の決定を受ける
民事再生手続終結決定について
再生計画が認可されると、再生債務者は再生計画に基づいて再生債権者に対して権利変更後の再生債権の弁済を行うなど、再生計画を履行することになります。そして、再生計画の履行が完了(弁済が完了等)したとき、または、監督委員が選任されている場合で認可決定が確定してから3年を経過したときには、裁判所が民事再生手続終結の決定をし、再生債務者は裁判所の監督から離れます。
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↓↓↓ 平成26年8月28日追加
青葉ゴルフ・サーキット場を売却
仙台ハイランドCCの経営会社・(株)青葉ゴルフ(仙台市青葉区)は、ゴルフ場と遊園地を残して隣接のサーキット場「仙台ハイランドレースウェイ」を9月16日に閉鎖し、スキー場も含めた用地約133万uを売却することが判明した。
用地(仙台市太白区秋保町馬場字北山西33 他3筆)のうち約24万uにメガソーラー(新川メガソーラー発電合同会社=青葉区二日町12-25、榎本義人代表社員)を建設する計画のようだ。
↓↓↓ 平成27年9月20日追加
平成27年8月末日、青葉ゴルフ・隣接の遊園地を閉鎖
↓↓↓ 平成28年12月12日追加
平成28年11月30日をもって、仙台ハイランドCCを閉鎖
↓↓↓ 令和3年8月18日追加
ミヤヒル36ゴルフクラブを経営の(株)青葉ゴルフが事業停止、代表者とも音信不通
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