住宅分譲の(株)ハウジングニチエー(秋元春平会長、塚田正和社長、菓京都武蔵野市西久保1-39-5、資本金1億円、TEL:0422-525-1111)が、栃木の那須リゾート喜美の森ホテル&ゴルフ(一時の名称は喜美の森ゴルフクラブ)を任意売買で取得した。
8月1日から「ホテル&リゾート那須霞ヶ城(なすかすみがじよう)ゴルフクラブ」(18ホール、栃木県那須郡名伊王野2690、TEL:0287-75-2300)の名称に変更して営業する。
運営は7月5日に設立した那須霞ヶ城ゴルフクラブ(株)(秋元社長)が当たる。
喜美の森は、3年前に民事再生手続きによる営業譲渡で(株)パワーズアンリミテッド(前田喜美子社長、東京都新宿区)が取得したが、パワーズは本業の特優賃貸住宅の事業に集中するためゴルフ場の経営から撤退したという。
ハウジングニチエーでは今後、巨大なクラブハウス兼ホテルの内装工事やヴィラの新設(当面2棟、将来的に10棟)を行い、高級化路線に転換する方針で、グランドオープンする来年4月以降は料金体系も変更する。
同社はゴルフ場経営は初めてとなるが、秋本会長が那須GCや小金井CCのメンバーでもあることから、コースメンテナンスに注力し、グリーンスピードを速くすると共に、”プレーファスト”で正統派ゴルファーにアピールしたい考えという。こうした考えから、愛犬連れプレーなどの”ワンちゃん”企画は8月1杯で取りやめる。
またホテルは、施設・サービス面のクオリティを高め、エステや観光が楽しめるリゾートにしたい考えで、本館のホテル(ツインルームで31室)のスウィートルームとヴィラでは宿泊代3万円前後の需要を新たに取り込む方針。
前経営からの会員160名は従来通りの条件で継承した。加えて、固定客を増やすため「友の会」の会員を募集する。
割引率は種類によって異なるが、入会金は個人・法人記名、法人無記名とも5万2500円(年会費2万1000円)。定員は700名を予定し、8月中にも募集を開始する。
同ゴルフ場の開発当時の名称は、「マーベルスター伊王野ゴルフ倶楽部」だったが、その後、平成13年9月に民事再生法を申請し、既報通り(株)パワーズアンリミテッドが取得(2億5000万円)していたもの。ゴルフ場名は、「那須リゾート倶楽部・喜美の森ホテル&ゴルフ」→「ホテル&リゾート那須 霞ヶ城ゴルフクラブ」へと名称が変わっている。
東北自動車道・那須ICより19q、JR東北新幹線・那須塩原駅から25分に位置し、各ホールが完全にセパレートされており、両サイドが丈の高い樹木で囲まれティからの視界は狭められているが、フェアウェイは十分な広さを持っている丘陵コース。
↓↓↓ 平成19年1月20日追加
今年1月から約半年クローズして、クラブハウス兼ホテル及びコースの改修工事を行う。
↓↓↓ 平成19年7月20日追加
7月20日に改修工事が終了し、リニューアルオープン。来年1月に開催されるソニーオープンのプロアマトーナメント出場権が当たるロングコンペを8月27日〜11月25日まで実施。
↓↓↓ 平成19年7月20日追加
7月20日に改修工事が終了し、リニューアルオープン。来年1月に開催されるソニーオープンのプロアマトーナメント出場権が当たるロングコンペを8月27日〜11月25日まで実施。
↓↓↓ 平成23年3月20日追加
東日本大震災の影響で、14番ホールに大規模な土砂崩れが発生、他のホールも被害を受けたためゴルフ場を一時閉鎖した。再開時期は未定という。
↓↓↓ 平成24年3月20日追加
閉鎖中のホテル&リゾート那須霞ヶ城ゴルフクラブは、昨年秋以降から本格的な復旧工事に着手し、3月24日から営業を再開。クラブハウス兼ホテルへの被害はほとんどなかったようだ。
↓↓↓ 平成26年4月7日追加
ホテル&リゾート那須霞ヶ城ゴルフクラブが自己破産
H&R那須霞ヶ城GCのホームページ(URL=http://www.nasu-kasumigajo.net/)が閉鎖されていることが判明した。弊社に届いた匿名メールによると、「3月15日頃、全従業員解雇、破産申し立てをした話を元従業員から聞きました」とのこと。
本日、ゴルフ場に電話(TEL:0287-75-2300)をしてみたところ、女性の方(留守番係)が出られて、3月15日に破産申立をし従業員は解雇となりました”と、匿名メールが事実であることが判明しましたが、詳細は聞くことが出来ませんでした。
平成24年3月24日の営業再開時の母体会社は(株)ハウジングニチエーであったことは間違いないようですが、その後どうなったかは不明です。
分かり次第、掲載させて頂きます。
↓↓↓ 平成26年4月14日追加
一季出版(株)(東京都台東区浅草橋1-9-13 TEL:03-3864-7821)発行のゴルフ特進(5652号)により詳細が判明。2月の大雪で営業を停止していたが、その間に運営会社でブライダル事業を手掛ける(株)苦楽園(兵庫県西宮市)が3月19日に事業を停止し、神戸地裁尼崎支部に破産を申請したようだ。
申請代理人は、中西優一郎弁護士他(尼崎西宮総合法律事務所、兵庫県尼崎市御園町5尼崎土井ビルディング、TEL:06-6435-8309)。
既報通り、所有会社は(株)ハウジングニチエーで変更はなく、5月1日からはホテルやゴルフ場などの運営受託のため設立したベンチャー会社の合同会社リゾートファン(5月9日に株式会社にも移行、神作礼仁郎代表、東京都港区海岸1-14-24)が運営を受託して、7月〜8月頃に本格営業に入るという。
↓↓↓ 平成27年4月30日追加
H&R那須霞ヶ城GC(栃木)をバイオシステム(株)が買収
ホテル&リゾート那須霞ヶ城ゴルフクラブ(栃木県那須郡名伊王野2690、TEL:0287-75-2300)をバイオシステム(株)(本部=東京都中央区)が取得し、4月1日からゴルフ場名を変更せずに運営(パブリック)を行っていることが判明した。
H&R那須霞ヶ城GC URL=http://www.nasu-kasumigajo.net/
同GCを所有する(株)ハウジングニチエー(東京都武蔵野市)がこのほど会社分割を行い、同ゴルフ事業を承継した新会社の(株)西那須(本社住所=コースと同)の株式をバイオシステムが取得して傘下に収めたもの。
参考までに、バイオシステム(株)は岡山国際ホテル(岡山市)を経営しており、病院、介護老人施設、クリニック、学校、保育園など、全国に100以上の関連事業所を展開している葵会グループ(東京本部=東京都千代田区内幸町1-1-1 帝国ホテルタワー10階、TEL:03-5511-6611、新谷幸義理事長)の一員という。
葵会グループ URL=http://www.aoikai.jp/ (表示方法)
↓↓↓ (関連情報)
平成26年9月16日、バイオシステム(株)、一関CC(岩手)を取得し傘下に収める
↓↓↓ 平成28年9月2日追加
平成28年9月1日、バイオシステム(株)、千歳CC(北海道)を取得し傘下に収める
↓↓↓ 平成29年4月19日追加
バイオシステム(株)、新設分割により新設会社・(株)みずほにゴルフ場事業を承継
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