『 ボナリ高原ゴルフクラブ(TEL:0242-67-1234)を経営していた(株)ホスピタリティインベストメント(親会社は破産した(株)レイコフ)は、平成20年5月7日に大阪地裁から破産手続開始決定を受け、破産管財人がスポンサー先を模索中
』と報じてきたが、平成21年6月1日に譲渡先を選定、同日事業譲渡の正式契約を結び、新体制で営業を行っていることが判明した。
同GCを取得したのは、川島グループの中核会社で中部地区を中心に、金やアルミニウム・銀などのリサイクルを全国展開している(株)川嶋(静岡県浜松市西区湖東町3222、TEL:053-437-3711、川嶋義勝代表)が設立した100%子会社の(株)ボナリ高原ゴルフクラブで、譲渡価格は推定で数億円という。
川嶋グループHP → http://www.kawashima-group.co.jp
ゴルフ場名やコースの電話番号なども従来通りとしており、同GCの渡邉武人支配人が代表取締役兼支配人で就任している。また、隣接の「沼尻スキー場」も川島グループが取得した模様。
会員(約240口、追加募集含む)に関しては、管財人が入会から15年間のプレー権を保障し、名義書換えも可能としていることから、その後も期間の延長が考えられるようだ。また、管財人は会員は別途、破産手続内で配当を受けていただくと話しているという。
ちなみに、川島グループは今年の6月1日にザ・フォレストカントリークラブ(静岡県周智郡森町橘576-3、TEL:0538-85-4141、平成14年11月に民事再生計画案が成立)の経営会社・(株)ザ・フォレストカントリークラブを傘下に収めており、グループとしてはポナリ高原GCが2コース目のゴルフ場となる。
この他に、ゴルフ練習場を付帯するショートコースの花の山GセンターやオーシャンGC(共に静岡)を保有。川嶋代表は日本海カントリークラブ(新潟県胎内市荒井浜528-3、TEL:0254-46-2121)の大株主でもある。
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平成23年3月1日、100万円で縁故募集開始
当時、破産管財人がボナリ高原GC会員に宛てたお知らせでは、会員のプレー権について「当初の入会から15年間、施設優先利用権が確保されている」(預託金はゼロ)としていたが、同GCはこの一文をこのほど取り除き、既会員の権利をプレー会員権に改めた。
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